木曜ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)の第10話が9月8日に放送された。
第10話は料理対決番組の結果に納得のいかない長屋茂(香川照之・56)が、次の勝負の結果次第では長屋龍二(鈴鹿央士・22)に長屋を継がせないと告げる。すると龍二は、番組の件を全て自分に任せて欲しいと申し出る。何やら「二代目みやべ」に勝つ秘策があるようで――というストーリーが描かれた。
第9話で“一発逆転を狙うため”、長屋へ後継者として入社し龍二。これまで茂の愛人の子として、分をわきまえるよう躾けられてきたが、早乙女太一(30)演じる龍河の逮捕により、茂の懐に入り込むことに成功。
しかし茂も一筋縄ではいかず、現在行われている料理番組の対決で「次、みやべに負けることがあれば後継者になるのは諦めろ」と龍二に告げる。これを受け、龍二は番組を仕切る権限を茂に要求し、さらに裏から交渉して番組のシステムを変え、長屋に有利な条件になるよう操作した。
さらに、みやべの料理人・りく(さとうほなみ・33)が実はトランスジェンダーであることを週刊誌にリーク。みやべ時代、「自分のジェンダーのことは親に話せてないんだ」と自身にだけ打ち明けたりくの話を週刊誌に漏らした結果、世間は大騒ぎに。りくは友人の裏切りと世間からの反応に傷くことに。しかし龍二は飄々と「りくさんが本番直前にこれを見ればきっと料理どころじゃなくなりますよね」と分析し、友人を裏切ることをなんとも思っていない風だった。
これまで、一途に葵(平手友梨奈・21)を思い続け、みやべを支えてきた龍二。たった1話での急激な変化にネット上からは、「キャラ変しすぎ」「ついていけない」「香川照之の影響受けすぎだろ…」「違う人になってるじゃん」というツッコミが相次いでいる。
「銀座ホステスへの暴行騒動の余波がいまだ続いている香川。本作との役とも相成り、いまや“暴力”の代名詞になりつつあります。そのため、香川演じる茂の傍に戻ったからこそ、ここまでひどいことができるのかという指摘が続出することに。闇落ち展開さえも、香川のせいなのではないかという反応が出てしまいました」(芸能ライター)
次週から最終章に入る本作だが、香川への厳しい目はいまだ続きそうだ。