9月6日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に、30年以上にわたり旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の被害者救済に携わっている札幌弁護士会の郷路征記弁護士が出演。旧統一教会の違法な布教活動について丁寧に解説し、視聴者から「統一教会の勧誘手法が違法と認められた裁判に関わった札幌弁護士会の郷路弁護士が、生出演で生解説って、凄えーな、ミヤネ屋!」「今日のミヤネ屋の話し合いはものすごくレベルが高い」と絶賛の声が続出。
一方で、コメンテーターとして出演していた中大法科大学院教授・野村修也(60)に対しては「張り合うな!」「うるさい!」「黙れ」と批判が噴出している。
番組には、郷路弁護士が生出演し、徹底研究したという統一教会の洗脳手法について事細かく解説。番組では、統一教会に対して勝訴した裁判の内容や最高裁が下した判決を紹介した。
また“信教の自由”や“2世”の問題に話が及ぶと、郷路弁護士は「難しい問題」「親が自分の価値観を子どもに対して引き継いでもらう。そのために適切な配慮や考慮すること自体は違法と言えない」としたうえで、「統一教会の違法な伝道の結果、親・1世が“統一原理が正しい”という宗教的な確信を持たされてしまっている。その違法な伝道でもたらされた宗教的な確信にもとづいて子どもに『恋愛したらダメ』『テレビを見たらダメ。これらはサタンの道具だ』と宗教的な価値観を押し付けるので、社会的価値観と格差がありすぎて子どもの内部で分裂が起きてしまう」と持論を展開。
続けて、「統一教会の違法な伝道行為を問題にすることによって、はじめて2世に対する親の行為を統一教会の行為と捉え直して、法的には統一教会に対して違法性を追及できるのではないか?」との考えで構想を練っている段階だと語った。
「この後も、郷路弁護士は一般視聴者にも伝わる言葉選びで丁寧に解説していました。しかし、なぜか野村氏が『おそらくですね……』と郷路弁護士の解説を補足するかのように喋り始める場面が数回あり、視聴者はうんざり。『野村さん、統一教会を擁護してない?30年闘って来られた方の経験に基づいた話をどうして否定するのやら?』『野村さんちょっと黙って、同じこと何回も言ってて時間勿体ない』『野村修也さんも噛み砕いて解説してる風だがそれも不要』『野村さんは張り合うのやめて。郷路先生の話が聞きたいのです』といった悲鳴が上がっていました」(政治記者)
また、統一教会であることを隠して勧誘する“正体隠し”について「現在は、(最初の勧誘で)統一教会であることを明かしたとしても、違法になる可能性があるのではないかと思っている」と、気になる発言もしていた郷路弁護士。次回、これについても詳しく解説してもらいたいところだ。