木曜ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)の第9話が9月1日に放送された。
第9話は、長屋茂(香川照之・56)が宮部新(竹内涼真・29)たちの予想を覆す行動に出た結果、大勝負に出た新たちは負けた。それでも、相川京子(稲森いずみ・50)に「絶対勝ちなさい」と背中を押された新は、改めて茂への復讐を誓い――というストーリーが描かれた。
第9話でもっとも注目を集めていたのは、竹内涼真演じる主人公・新の最大のライバルである長屋茂演じる香川照之。8月24日に『デイリー新潮』が報じた、銀座のクラブのホステスへの性加害騒動。女性と香川との間で示談が済んでいたこと、香川が自身がMCを務める『THE TIME,』(TBS系)の8月26日放送回で謝罪の意志を明らかにし、実際に謝罪したことで許されたかと思いきや……。
「しかし、翌週に入り、31日に再び『デイリー新潮』が、香川が同じお店のママの髪を半笑いで掴んでいるという衝撃的な写真を報道。また、同日には『文春オンライン』がドラマの打ち上げの場で女性スタッフを殴打したと報道しました。これを受け、1日までに4社が香川の出演するCMの終了を発表。一方、『六本木クラス』に関しては1日にテレビ朝日が『総合的に判断して番組の収録・放送を継続する』と発表。第9話は通常通り放送され、続投となりました」(芸能ライター)
『六本木クラス』で香川は重要人物ではあるものの主演ではなく、作品を楽しみにしている視聴者も多いことから、ネットでは、「ドラマに罪はない」「作品は関係ない」「ドラマ継続の判断は正しいと思う」という賛同の声が集まることに。
しかし一方、第9話開始後、「香川照之にモザイクかけろ」「せっかく楽しみに見てたのに気分台無し」「香川照之見たくないけどドラマ見たいから仕方なく見てる」という批判的な声も多く集まっていた。
「とはいえ幸いなのが、香川演じる長屋茂が、会社のためなら跡継ぎ息子まで切り捨てるような根っからのクズということ。報道で見せていた“鬼畜スマイル”とリンクするような冷酷な芝居を見せており、ネットからは『これが本性って気がしてきた』『香川、役作りしなくてもこの役できるんじゃない?』と面白がる声も聞かれています。続報さえなければ、このまま最終回まで続投しても、ネット上からの賛否程度で済むのではないでしょうか」(同)
今回は香川の冷徹な役柄が幸いした!?