NMB48の渋谷凪咲(26)が8月31日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に出演。その中のある発言が「空気が読めない」として物議を醸している。
この日、スタジオにパネラーとして出演していた渋谷だが、番組では「2代目関根勤選手権」の第2弾を放送。現れた一般人の紹介にぴったりの一言を添えるお笑いタレント・関根勤(69)の芸を継承する芸人を探すという企画になっている。
今回はお笑いコンビ・霜降り明星の粗品(29)、麒麟の川島明(43)、野性爆弾のくっきー!(46)、笑い飯の西田幸治(48)、130Rの板尾創路(59)に加え、前回王者のずん・飯尾和樹(53)が挑戦。挑戦者が一般人の紹介をしていき、それを関根本人が10点満点で採点するというシステムになっていた。
「関根の採点基準は至ってシンプルで、言葉がその人にハマっているか、意外性があるか、言葉のリズムがいいか、人を傷つけていないか、というもの。面白いかつその人が言われて喜ぶようなものはかなり点数が高く、逆にマイナス要素が入っているものは即1点がつけられていました」(芸能ライター)
今回は接戦が繰り広げられ、優勝したのは2位の川島と1点差のずん・飯尾。特に小学生男子に対する「早くも木村多江さんの魅力に気付いています」という紹介には満点が出ていた。
一方、スタジオではパネラーたちがそれぞれ感想を話していたが、話を振られた渋谷は「これの深夜バージョンのやつとかも見てみたい」と発言。「結構攻めてもいいバージョン」と話していたが、MCのダウンタウン・浜田雅功(59)は「攻めたらまたこの番組ややこしくなる……」とやんわり苦言。これに松本人志(58)が「お前、ニセモンやろ! らしくないぞ!」とツッコミを入れることで、スタジオには笑いが起きていた。
しかし、渋谷の発言にネットからは、「この企画の趣旨分かってない」「空気読めないな~」「深夜バージョンだったらそれは関根勤じゃないんだよ」という声が集まっていた。
「関根が素人紹介を行っていたのは、かつて放送されていたバラエティ番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)。この企画は、関根が『いいとも』で“神がかったような素人紹介をしていた”という前提があるから楽しめるものですが、2014年に終了した『いいとも』は26歳の渋谷にとってあまり馴染みがある存在ではなかったよう。そのため、『深夜バージョン』という言葉が出たようですが、『いいとも』を視聴してきた層にとっては、とんちんかんな発言となってしまったようです」(同)
とはいえ、今回はダウンタウンのフォローで事なきを得たようだった。