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『オールドルーキー』ビクトリー社長・高柳の言動に批判殺到「有能さを感じない」


 8月28日に放送された日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)の第9話のある部分に批判が殺到している。

 この日、放送された第9話は新町(綾野剛・40)が担当する水泳選手・麻生健次郎(渡辺翔太・29)が、ドーピング違反で4年間の資格停止を言い渡される。本人は潔白を主張するも、ドーピングスキャンダルは瞬く間に日本中に広がり、ビクトリーにも大きく影響。ビクトリーのイメージダウンやほかの所属選手への影響を懸念し、高柳(反町隆史・48)は、早々に麻生の契約解除を決断するが、新町はそれに反発し――というストーリーが描かれていた。

 そんな第9話では反町隆史演じるビクトリー社長・高柳の言動にネット上から困惑の声が集まっている。新町は潔白を主張する麻生を信じ、ビクトリーの仲間も汚名返上に協力。結果、麻生が飲んでいたサプリの成分が汚染されており、その中に禁止薬物が入っていたことが明らかに。世界スポーツ仲裁裁判所もそれを認め、麻生の潔白が証明された形に。4年間の資格停止は4ヶ月となった。

 結果を受け、新町は高柳に「これで彼をビクトリーから外す理由はありませんよね」と報告するも、高柳は「今回の処分はほとんど報道されないだろう」「今回の件で失った会社の信用を取り戻すのは相当時間がかかる」と言い、サプリの分析や世界スポーツ仲裁裁判所への申立て金、弁護士費用と合わせて500万円以上の膨大なお金がかかっていると指摘。「ビクトリーが受けたダメージとは釣り合わない。これはハッピーエンドじゃないんだよ」と麻生の契約解除は取り消さず。

 しかし、新町は独断で麻生の記者会見を開き、麻生にドーピングへの問題提起をさせた上で、今後についてはクラウドファンディングを立ち上げると表明させることに。記者会見をテレビで見た高柳は、新町にクビを言い渡すという結末になった。

 この日の放送に視聴者からは、「反町無能過ぎない?」「無実の選手切り捨てた方がイメージダウンでしょ、経営向いてない」「社長のいうこと聞かないからクビなのはわかるが、その社長に有能さを感じない」という困惑の声が集まっている。

「当初、ドーピングしたと思われていた麻生は世間からも叩かれていましたが、ドーピングが無実となると話は別。さらに会見を開いて無実だということも大々的にアピールできたため、むしろ麻生と契約解除したビクトリーの印象が悪くなるのは必至。“アスリートファースト”を掲げている会社なら、選手を守り、むしろ率先してサプリの会社を訴えるべき場面のはずが、真逆の行動を取っていることに多くの視聴者が疑問を抱いていました」(芸能ライター)

 次週の最終回に向けて新町がクビになる展開を作りたかったのだろうが、これでは高柳の無能っぷりだけが強調されたストーリーになってしまったようだ。

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