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『チコちゃんに叱られる!』乳児の頭が大きい理由に疑問の声「的を射ていない」


 7月9日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)で取り上げられた問題に対する答えに、またもツッコミが集まっている。

 問題となっているのは「赤ちゃんの頭が大きいのはなぜ?」という問題。チコちゃんの答えは「この世界に生まれるという大きな試練を乗り越えるため」というものだった。

 また、解説の慶應義塾大学の皆川泰代教授によると、産まれる前、お腹の中の赤ちゃんはへその緒を通して生きるための活動の多くをお母さんに代行してもらっている状態とのこと。へその緒を通じて栄養や酸素を取り、暑さ寒さを感じることもなく成長していく。一方、生まれると光、音、気温の変化、重力といった変化を一気に感じなければいけない上、呼吸も食事も自分でするという過酷な環境がスタート。その“試練”を乗り越えるため、胎児はお母さんのお腹の中で脳を最優先に成長させるとのことだった。

 なぜなら、呼吸をする命令を出すのも、体温を調整するのも、その後歩いたり喋ったりなどの命令を出すのも全て脳であるため。ちなみに赤ちゃんは、出生直後は四頭身ほどで、その後身体とともに頭も成長していき5歳頃で頭の成長はストップ。身体の成長につれて頭の大きさは相対的に小さくなり、平均20歳頃には七頭身、八頭身となり、人の体のバランスが完成するとのことだった。

 しかし「この世界に生まれるという大きな試練を乗り越えるため」という言い回しに、ネット上からは「必要以上に詩的な言い回し」「遠まわしすぎる」「的を射てない」「生まれた日から動いてる動物とかもいるのに」というツッコミが集まっていた。

「お母さんのお腹の中で哺乳類、人間に限りませんが、例えば馬などは特に頭も大きくなく生まれ、生まれてから1時間程すると、もう立っています。サルなどは人間のように頭が大きく生まれることがありますが、ほかの動物にとっても、生まれてから生きていくことは“試練”であるにも関わらず頭が大きくほぼ生まれることはありません。必要以上に詩のような言い回しをしたことで逆にツッコミが集まってしまったようです」(芸能ライター)

『チコちゃん』は、なぜ人間やサルだけが頭を大きく生まれるのか説明する必要もあったのかもしれない。

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