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『六本木クラス』待望の放映開始も失笑の声「半沢のリメイクだっけ?」


 新木曜ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)が7月7日にスタートした。人気韓国ドラマ『梨泰院クラス』を東京・六本木に舞台を移した“リメイクドラマ”として制作された本作。日本最大の巨大外食産業の跡取り息子が起こした“ある事件”により追い込まれた主人公の青年・宮部新を竹内涼真(29)が演じ、金と権力を振りかざす巨大企業に立ち向かっていく姿を描いていく。

 父子家庭で育った高校生の宮部新(竹内)は、愛想はないが真っすぐな性格に育ち、父・信二(光石研・60)からの教えである「信念を持って生きろ」という言葉を胸に、警察官になることを夢見ながら父子で仲良く暮らしていた。そんなある日、新は信二の本社栄転の影響で転校することに。

 しかし、転校先のクラスでは、信二の父が務める大企業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之・56)の長男・龍河(早乙女太一・30)が権力を振りかざし、いじめを行っていた――というストーリーだ。

 新は、このいじめを見て見ぬふりができず、龍河の顔を殴ってまでいじめを制止。しかし、これが大問題となり、新は学校側から退学を言い渡される。しかし、長屋茂は部下の信二との関係もあり穏便に済まそうと提案。一方で「君が犯した過ちは自分で償うべきだ」と言い出し、「息子の前で土下座をして謝りなさい」「けじめをつけようじゃないか」と言い放つ。

 しかし、これにネット上からは「もはや『半沢直樹クラス』じゃん」「土下座強要とか、ただただ半沢直樹で笑った」「なんだこれ?最後は倍返しするの?」「半沢直樹のリメイクだっけ?」という失笑の声が集まっている。

「香川照之といえば、印象深いのが『半沢直樹』で演じた大和田暁常務役。なにかというと主人公の半沢に土下座させようとすることで話題になっていました。しかし、『六本木クラス』の香川も、完全に印象は大和田常務で『半沢直樹』のパロディを狙っていたのは明らか。ただでさえ、日本でも多く見られていた『梨泰院クラス』のリメイクということで薄っぺらさがあるにも関わらず、そこに人気ドラマ『半沢直樹』要素も加えてきたことで、ますますオリジナリティが薄くなってしまったといわざるを得ません」(芸能ライター)

果たして今後、『六本木クラス』オリジナルの要素を作っていけるのだろうか。

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