新木曜ドラマ『やんごとなき一族』（フジテレビ系）が4月21日にスタートした。
庶民の家庭から上流社会の一族に嫁いだ女性のハッピーエンドの先にある戦いを描く“アフター・シンデレラ・ストーリー”が描かれる本作。
篠原佐都（土屋太鳳・27）は、母と2人で下町の大衆食堂『まんぷく屋』を切り盛りする女性。ある日、佐都はかねてより交際してきた深山健太（松下洸平・35）にプロポーズされ、それを受け入れる。しかし実は健太は、江戸時代から400年以上続く名家で莫大な資産を有する一族・深山家の御曹司で――というストーリーが第1話で描かれた。
しかし、深山家に入った佐都に待ち受けていたのは、健太の父・圭一（石橋凌・65）や義兄嫁・美保子（松本若菜・38）らからの冷たい仕打ち。その中でももっとも物議を醸したのは、美保子のある行動だった。
圭一は結婚に猛反対していた一方、佐都と健太は駆け落ち同然で入籍することに。圭一は憤慨したものの、「唯一自分に堂々と意見を言ってくる」という理由でお気に入りの健太は跡取りにしたい。そこで現在長男夫婦が住んでいる離れの屋敷に健太と佐都に住んでもらい、健太を跡取り、佐都を新しい女主人として育てつつ、厳しい環境に根を上げた佐都に自分から出て行ってもらおうという罠を張るという展開になった。
これに憤慨したのは、これまで深山家の次期女主人として過ごしていた美保子。佐都にこれまでの自身の仕事を仕込みつつ、心の中では憎み続け、とうとう第1話ラストではその怒りが爆発。佐都に「ここは！ 庶民が！ のこのこ入り込めるような家じゃないの！」と言い放ち、周囲に人の目がないことをいいことに、佐都をサウナに閉じ込めた。
この行動にネット上からは「殺人未遂じゃん、怖すぎる」「イジメ超えてる」「ドラマでもこれはやりすぎ…」という声が集まっていた。
「昼ドラ的嫌がらせがたっぷり描かれた第1話ですが、サウナ閉じ込めは命に関わること。佐都は中にあったハンマーで扉を破って無事脱出したものの、このやりすぎな嫌がらせにはドン引きの声が集まってしまったようです。同名漫画が原作となっている本作ですが、このサウナ嫌がらせは原作にはなく、ドラマ用に過剰にしたようですが、明らかにやりすぎだったようです」（芸能ライター）
今後も嫌がらせはエスカレートするのだろうか。
