4月5日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で行われた、MCのお笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳(48)と、イチローのモノマネでおなじみ、モノマネタレントのニッチロー(43)の対談企画に視聴者から冷たい声が集まっている。
この日行われたのは「密室検証・もしもこんな2人を飲ませたら…」という、スタッフも排除した場で芸人ふたりがサシ飲みするという企画。セッティングされた場の裏にはウォッチングベースが設置され、相方の田村亮(50)、お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也(46)、お笑いタレントのバカリズム(46)がその様子を見守っていた。
しかし、いざ対談が始まってみると、淳はさほどの乗り気ではないようで、ニッチローに対して身体を斜めにした状態で座ったり、足を組んだりしている様子が目立つ事態に。さらに会話は弾まず淳のMC癖が出てしまい、対談というよりもニッチローの話をほぼ一方的に引き出すだけの形となった。ウォッチングベースで見守っていた山崎やバカリズムからも、その言動をたびたびイジられることに。
ニッチローにも話の主導権を握ってもらうため、ウォッチングベースでは淳に質問をガマンするよう指示。その結果、ようやく、ニッチローからの質問で、淳が元々テレビ好きなこと、とんねるずが好きだったことなどを引き出したが、その後も淳はたびたびニッチローとの飲みの場を抜け出してウォッチングベースに来ては、話が弾まないことを自虐的に嘆く始末。ニッチローはその場で一人待たされるという時間が多々あった。
最後までさほど実のある会話があったとはいえない今回の対談企画。視聴者からは「面白くなる前に終わった」「完全に消化不良」「淳とウォッチングベースからのニッチローイジリだけで終わった感」「なんか全体的に雰囲気悪い」「淳の力不足」という不穏な声が集まってしまった。
「実は4月の改編で『ロンハー』は30分番組に。当然ながらその分対談時間も減らされ、酒が進んで砕けた話ができる前に収録が終わってしまった感が否めない放送となっていました。ネット上からは『物足りない』『短すぎる』という指摘も。今回の企画は、第一線で活躍している淳が、いまいち売れていないモノマネタレントと対談するというギャップに一番の面白さがあったはずなのですが、時間不足もあってか、その面白さが引き出される前に終わってしまったようです」(芸能ライター)
30分番組である上、対談の場から頻繁にいなくなっていた淳。対談企画としてあまり成立していなかったようだ。