今年5月、史上最年少の童謡歌手としてCDデビューを果たした“ののかちゃん”こと村方乃々佳ちゃん(3)が、11月17日放送の日テレ系音楽の祭典『ベストアーティスト2021』(日本テレビ系)に出演。ツイッターのトレンドランキングに「ののかちゃん」が入るなど大きな反響を集めた。
夜7時から4時間にわたって生放送された同番組だが、ののかちゃんは夜7時半頃に出演。アニメ化されている人気漫画で、劇場版「無限列車編」が歴代興行収入トップになるなど社会現象を巻き起こした『鬼滅の刃』の人気キャラクター・竈門禰豆子のコスプレで登場したののかちゃんは、映画の主題歌として大ヒットしたLiSA(34)の『炎』を歌唱。3歳とは思えない歌唱力で、音程を外すことなく歌い上げた。
コスプレ姿に「可愛い」「癒された」との声が多く見られたが、その一方で「やらされてる感がにじみ出てる」「かわいいのは分かるけど、誰がののかちゃんの炎聞きたいんだ?笑 軽く放送事故…」「炎の世界観完全にぶっ壊し」「ののかちゃんに理解できない歌を歌わせるのはどうなのよ」と批判も多く集まっている。
「『ベストアーティスト』への出演が決まった段階ですでに一部のアンチから『親の金もうけの道具にされてる』『親のエゴ』といった非難が噴出していましたが、注目を集めたキッカケの“童謡”ではなく、『炎』を歌ったことで批判が過熱。『ののかちゃんの良さがひとつも出てない』『表情固まってるし歌わされてる感があって、観てて可哀想』『3歳に炎歌わせるとか周りの大人たちがヤバすぎ』『LiSAが歌うからいいのであって、こんなの求めてない』とSNSはプチ炎上状態でした」(芸能ライター)
ネット上にあふれている多くの見解としては、「ののかちゃんは悪くない」「ののかちゃんに炎を歌わせた大人たちが悪い」という意見で一致している様子。ののかちゃんが、大人のエゴに振り回されて歌を嫌いになってしまわないことを願うばかりだ。