10月29日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)で目玉焼きに一番合う調味料が検証され反響を集めている。
この日の「働き方改革」のコーナーで取り上げられた「調味料バトル」。科学の力で、もっとも合う調味料を探そうというもので「目玉焼き」「餃子」に合う調味料が科学的な視点で探されることとなった。
まず目玉焼きでは、スタッフの間で「しょうゆ」「ソース」「塩」が候補に上がることに。塩好きスタッフは「それ以外の調味料は素材を殺してる」とドヤ顔を見せるほど自信満々な様子だった。
検証は慶応義塾大学大学院特別講師の鈴木隆一氏に協力してもらい、飲食物の味を甘み、塩味、酸味、苦み、旨味に分解して数値化できる「味覚センサー・レオ」を使って、一番バランスのいい味を探ることに。また、AIに人間の味覚を学習させているため、相性度が測定できるという。
その結果、目玉焼きに合う調味料の1位は相性度97.7ポイントでしょうゆに。旨味と塩味のバランスを取りつつ、隠し味的な酸味が美味しさを倍増させているという。また、2位は塩、3位はトンカツソースという結果だった。
次に行われた「餃子」検証でも、スタッフの間でまず出たのは、オーソドックスな「酢じょうゆ」、また最近流行している「酢こしょう」。さらに、目玉焼きでも「塩」と答えたスタッフは餃子でも変らず「塩」と断言し、再び「それ以外は素材を殺してる」とドヤ顔を見せていた。
結果、餃子に合う1位は相性度97.2ポイントでまさかの「レモン汁」。餃子の旨味、塩味に酸っぱさが加わることで、三位一体のおいしさを引き出すとのこと。また、2位は僅差で酢じょうゆ、3位は塩で、酢こしょうは5位だった。
「この検証に視聴者からは『やっとあの論争に決着ついた!』『やっぱ目玉焼きにはしょうゆだよね』『今度餃子にレモン汁使ってみよう』などの声が集まり、大盛り上がりに。特に『目玉焼きになにかける?』論争は長年、しょうゆ派とソース派が対立していただけにより反響も大きく、ネットからは『違う食材もやってほしい』『これコーナー化してくれないかな』という期待の声も集まっていました」(芸能ライター)
まさに、次の日に使える知識となっていた今回の企画。シリーズ化を願う声が多々聞かれていた。