10月7日深夜に福原遥(23)が主演を務める連続ドラマ『アンラッキーガール!』(読売テレビ・日本テレビ系)がスタート。初回は、放送直前に起きた地震の影響により思わぬ形で注目を集めている。
同ドラマは、あらゆる運がゼロの福良幸(福原)、仕事運がゼロの綾波樹(高梨臨・32)、男運・対人運がゼロの朝倉香(若月佑美・27)の“世界一不運”な女性3人が、とある出来事をきっかけに知り合いになり、毎回度重なる“不運”に巻き込まれながらも、思いもよらないところで“幸運”が舞い込んでくるというドタバタコメディ。
初回では不運に見舞われてばかりいる3人が喫茶店“蓮”に居合わせ、その後、福良の職場である宝くじ売り場に偶然朝倉が買いに来るも、くじ売り場が火事に。パニックになっているところに綾波もやってくるが、火の勢いは増すばかり。そして、再び“蓮”に戻った3人は、趣味で占いをやっている弁護士の指宿恵徳(生瀬勝久・60)からアドバイスを受け、解散するも、その帰り道にひょんなことから再会。
朝倉の家でご飯を食べることになるも、激辛ラーメンの粉末をぶちまけたり、家に強盗が隠れていたりと災難続き。しかし、些細な“幸運”から強盗を撃退。しかも、その強盗が持っていたカバンには大金が入っており、「これはもう私たちツイてますね」と3人で顔を見合わせる……という展開だった。
タイトル通り“アンラッキー”な3人によるドラマであるが、この日は放送前に千葉県北西部を震源とする震度5強の地震が首都圏で発生。そのため不謹慎ながらもSNS上では「放送開始日にでかい地震まさにアンラッキー…」「第1話の1時間半前に大きな地震が起き、ドラマどころではなくなるというアンラッキーぶりをいきなり発揮だなあ…」「朝から電波ジャックとかして頑張っていたのに、地震で初回放送が延期になったら、かなりアンラッキーな感じやな」と放送前から話題になっていた。
「そんな中、予定通り初回が放送された『アンラッキーガール』ですが、実は同時間帯のほかの番組が軒並み地震特番に切り替わっていたため、今度は『地震報道の抜け目でなんとなくアンラッキーガール見てたけど、これは棚からぼたもち的なラッキーじゃないか』『全く見る気なかったのに地震情報の後で何となく見てたらそのまま最後まで見てしまった』『地震でいろいろ遅れたせいでノーマークだったアンラッキーガールみてる』という声が続出していました」(芸能ライター)
ある意味ドラマの内容通り“アンラッキー”なのか“ラッキー”なのかわからない境遇に反響が集まってたが、気象庁は今後1週間程度は強い揺れに注意が必要と発表している。地震対策や防災には十分に気を付けておきたいところだ。