7月12日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、進行の伊藤利尋アナウンサー(48)が行った謝罪に視聴者から疑問の声が集まっている。
問題となっているのは、13時07分頃、東京オリンピックの観客問題についての議論が終了したタイミング。伊藤アナは出ていたと思われるカンペの方に視線を向け、「先ほど、ひとつ不適切な発言が一部あったようなので」と言及。MCの坂上忍(54)はまったく分からなかったようで、「えっ」と驚愕していた。
伊藤アナはその“不適切な発言”については具体的には触れず。「お詫び申し上げたいと思います、はい」と謝罪し、次のコーナーに移行していった。
この謝罪にネット上からも「不適切?」「どこが?」「全然分からなかった」という困惑の声が集まっていた。
「実はその数分前、話を振られたリモート出演中の放送作家の野々村友紀子(46)がオリンピックに出演する選手の大変さを語り、同情していましたが、その中で『(選手が外野から)責められたりとかもしましたし、お門違いの行き違いの炎上とかあったりもしましたし』と発言する場面がありました。しかし、この『行き違い』という言葉について、リモートの音声の悪さもあり『きちがい』と聞こえなくもないという事態に。意図しないこの言葉が放送禁止用語に引っかかったと判断され、謝罪が行われたようです」(芸能ライター)
しかし、この謝罪に対し、「いやいや、謝罪必要?」「そう聞こえただけじゃん」「言った本人の名誉にも関わるんだから謝罪の必要ない」と疑問の声を漏らしている視聴者も少なくない。
「野々村の発言は明らかに『お門違い』を言い直そうとしてそのように発音してしまっただけで、意図したものではありませんでした。その上、伊藤アナは謝罪の際にその『不適切な発言』については触れず。意図しないものに対して謝る必要性も視聴者に取っては感じられない上、具体的に発言に触れたわけではなかったこともあり、適当な謝罪と感じてしまった視聴者もいたそう。ネットからは『クレームが来る前にとりあえず謝っておけって感じ』『謝るなら謝る、スルーするならスルーするでどっちかにして』『完全に逆効果』という指摘が集まってしまいました」(同)
“先手”で行った謝罪が思わぬ批判を集めてしまったようだ。