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『チコちゃんに叱られる!』裁判で“勝訴”の紙持った人の正体明かしで反響



 6月18日放送の『チコちゃんに叱られる!』で紹介された「裁判で勝訴や無罪の紙を持って走っている人って誰?」の答えに視聴者から反響が集まっている。

 この問題にMCの岡村隆史(50)は「裁判官を目指してた夢を持っていた人が裁判に携わりたいと、実際見て勉強して真っ先に判決を伝える……」とモゴモゴと話していたが、チコちゃんによると、あの正体は「足の速い若手弁護士」とのこと。また、解説の弁護士・水口洋介氏によると、弁護士の間であの紙は「はた」や「びろーん」と呼ばれており、世間の注目度が高い裁判で出されることが多いとのことだった。

 また、番組では実際に弁護士2年目で、昨年はじめて「びろーん」を出したという加部歩人氏(28)を取材し、その様子を『NHKスペシャル』(同)風の『NHコスペシャル』と銘打ってドキュメンタリー風に紹介した。

 その中で明かされたのは「びろーん」に書かれる文言にはいくつもの種類があり、「勝訴」ひとつ取っても「一部勝訴」「全面勝訴」「逆転勝訴」と判決内容によってさまざまとのこと。原告が納得できる「びろーん」を出すため、事前に担当弁護士間で会議も行われるという。

 また「びろーん」は、秩序維持の観点から現在は裁判所の敷地内で出すことは禁じられているとのこと。そのため、より速く敷地外に走って行ける「足の早い若手弁護士」が選ばれる慣習があるという。とはいえ、加部弁護士の場合はいい内容の判決だったため、見守っている人に「ギフトを渡すような感じ」で歩いて「びろーん」を出してしまったとのこと。「怒った先輩もいた」と飄々と話し、取材スタッフを呆然とさせていた。

「この答えに視聴者から寄せられたのは、『めちゃくちゃ納得した!』『だから弁護士側目線だったんだ』『ためになった』といった声。実はあの紙、『無罪』『勝訴』のほかにあるのは『不当判決』。『敗訴』ではなく『不当判決』なのが弁護士側目線であることをなによりも表わしており、多くの視聴者から納得する声が集まっていました。『チコちゃん』といえば、諸説ある説を言い切るなどしてネット上でたびたび疑問の声を集めていますが、今回の説には多くの視聴者が納得したようです」(芸能ライター)

 ためになる知識には視聴者からも歓迎の声が集まるようだ。

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