6月16日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で行われた“離婚ドッキリ”が波紋を広げている。
問題となっているのは、「『家庭と仕事どっちが大事なの?』の究極、夫婦コンビの妻から『離婚』か『コンビ解散』の2択迫られるパターン説」。夫婦コンビの妻から離婚か解散を切り出され、夫がどちらを取るのか検証を行った。
今回は3組の夫婦コンビでドッキリを行ったが、問題となっているのは結婚歴、コンビ歴ともに9年のかりすま~ず。妻のあゆ(36)が夫の幹てつや(53)に「家庭もお笑いの方も全然上手くいってなくてさ、ネタケンカしたら夫婦生活にも支障が出るし、夫婦ゲンカしたらネタの練習できなくなっちゃうし」と切り出し、家庭と仕事の両立が難しくなったという理由を説明。
その上で、「コンビ解散していち夫婦でウチらはやっていくか、本当にコンビとして成功させるんだったら離婚してビジネスパートナーとして割り切ってやっていくか、どっちかにしたい」と提案。もちろん、幹は突然の提案に「え……」と絶句していた。
その後は強気な妻がどちらか迫り、夫はもちろん離婚は断固拒否。しかし妻はヒートアップしていき、「もう実は離婚届まで書いて覚悟決めてたの」と、離婚届まで出す始末。自身への情けなさで夫は泣き出してしまい、コンビ解散を選ぶこととなった。
しかし、実はかりすま~ず、この話をしていたのは子どもの前。これに視聴者からは、「子どもの前はやめて…」「こういうの子どもは傷つくんだよ」「ドッキリだとしても親の喧嘩見せるのはよくない」という批判が集まっている。
「ふたりは同じ空間にいる子どもを別室に連れて行くなどまったく配慮することなくこの2択について話し合い、離婚届も子どもの前で出していました。さらに幹が号泣している際には子どもが心配そうに覗き込む場面も。“ドッキリ”というのは未就学児には理解しがたく、親の喧嘩が子ども心を傷つけるのは避けられないこと。ドッキリ自体には見応えがあったものの、この点に疑問を抱いた視聴者が多くいたようです」(芸能ライター)
芸人本人だけでなく、子どもまで巻き込んでいたことに対する苦言が多く集まってしまった。