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坂上忍、小学生の五輪観戦に苦言「大人の思惑に子どもを巻き込むな」


 6月16日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、MCを務める坂上忍(54)が小・中学生にオリンピック観戦をさせる予定について、苦言を呈した。

 東京オリンピック・パラリンピックが予定通り開催された場合、“学校連携観戦プログラム”によって自治体や学校単位でチケットを購入し、児童にオリンピックを観戦させるという動きがあったが、ここにきて観戦予定だった埼玉県の28自治体、さいたま市においては2万3,000人全員が辞退することになるなど、キャンセルが相次いでいる。

 番組では、ほかにも神奈川県の6自治体、横浜市では観戦予定5万人の約半数が辞退し、平塚市では観戦チケット540枚がキャンセルになっていると紹介。観戦する場合、公共交通機関を利用しての移動になるが、これについて昭和大学医学部・二木芳人客員教授(71)は「これを聞いたときちょっと違和感を感じたんですけど。なんか子どもたちを人質にとられているような。“子どもたちが楽しみにしているから”“子どもたちがこれだけくるから”やっぱり観客を入れなきゃ……ということですけど、子どもたちは意外と冷めてる」とコメント。

 また、愛知医科大学感染症科・三鴨廣繁教授(65)も、子どもは新型コロナウイルスに感染しにくいが、一旦感染すると広がるのが早く家庭内クラスターを生むリスクが高いと説明し「キャンセルは賢明な選択だなと理解している」と語った。

 これに坂上も「子どもが(観戦するかどうかを)判断できないわけでしょ?なんでやるんだろうっていうのが不思議に思っちゃう」と疑問を示し、コメンテーターとして出演していたカンニング竹山(50)やおぎやはぎ・矢作兼(49)も「子どもは興味ないのでは」との意見で一致。坂上は、おぎやはぎ・小木博明(49)に問いかける形で「大人のほうが(オリンピックは)好きだし、ほんと大人の思惑に子どもを巻き込むのやめろよって気がしないでもない」と苦言を呈した。

「SNS上では、坂上同様に『子供の命をなんだと思っているんでしょうか?』『子供の犠牲の上に成り立つオリンピックってやる意味あるの?』など批判の声が多く寄せられており、コロナ禍でのほぼ強制的な五輪観戦に不満を抱いている人は多い様子。コロナ禍でなければ歓迎されたプログラムでしょうが、子どもの運動会やスポーツ大会、そのほかさまざまな学校行事が中止や延期になって子どもたちも我慢を強いられている中、『なぜリスクを冒して特に見たくもない五輪観戦に行かないといけないんだ?』『子供からしたら、オリンピックはどうでもいいから、修学旅行や遠足、運動会をやってよ!って思ってるだろうなぁ...』などの不満の声があがるのは、ある意味当然かもしれません」(芸能ライター)

 オリンピック開催まで約1ヵ月となったが、無観客・有観客のいずれに決まったとしても安全を第一に考えてほしいところだ。

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