2月24日に放送された『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)では、お笑いコンビ・EXITが現在のトレンドを紹介するコーナー「EXIT presents 知らないとマジ恥ずい!ホンマでっか ニューノーマル」がスタート。初めてEXITの2人がコーナーを持つことになり注目を集めていたが、肝心な内容が「露骨なゴリ押し」と批判を浴びることになった。
テーマに選ばれたのは、現在大流行中と噂の音声コミュニケーションSNS「Clubhouse」。すでに兼近大樹(29)はアカウントを開設し、ファンを対象に始めていると語る。しかし、まだうまく使いこなせないことも多いようで、誤って藤田ニコル(23)のファンのルームに入ってしまったことを告白。また自分の言葉が配信されていると知らずに、独り言を5,000人のファンに延々と流してしまったこともあると振り返った。
若手芸人の筆頭格である EXIT でさえもまだ使いこなせていない様子のClubhouse。しかし、若い人を中心に流行っているイメージとは裏腹に、実はラジオにハマる感覚で聞いている中高年が多いと専門家は解説する。 最近はどのメディアでもClubhouseが取り上げられているが、実はまだ始めているのは全人口のわずか0.4%であることも判明した。
一般の人々はまだ招待を受けていない人も多く、「流行していると言われてもピンとこない」という声が圧倒的多数。それにも関わらず、ひたすら「Clubhouseが大流行」と取り上げるメディアにうんざりした視聴者は「ホンマでっか!?TVでClubhouse取り上げてるけど、テレビに取り上げてもらうためにClubhouseはいくら使ってるのかな」「ホンマでっかでクラブハウスの特集してるけど、もはや下り坂なサービスと思ってた」「テレビでClubhouseの説明してるの見て思ってるけど、スカイプでよくない?」など批判傾向にあるようだ。
「メディアが一斉にClubhouseを取り上げ始めたことに、違和感や嫌悪感を示している人が多いようですね。また、招待制であるClubhouseは『招待されていない=ダサい』というレッテルが貼られがちで、抵抗感を覚える人も少なくありません」(芸能ライター)
各局が取り上げ、認知度が高まっているClubhouseだが、今後どれだけ浸透していくのかはまだ誰にもわからない。数年後「メディアのゴリ押しだった」と言われなければいいのだが。