12月31日に日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の大晦日特番『絶対に笑ってはいけない大貧民 GoToラスベガス24時』が放送された。その中で、『ガキ使』の影響力がリアルタイムで分かる一幕があり、驚きの声を集めている。
さまざまな芸能人たちがサプライズ出演することで知られている『ガキ使』だが、この日はカジノの前にボディチェックを行う「敏腕SP本部長」として、俳優の松平健(67)が『暴れん坊将軍』のコスプレで登場。まさかの松平の登場に出演者たちは「本物や……」と呟き、登場早々「全員アウト」となっていた。
その後、松平はなぜか無言のまま全員を睨みつけ、ほとんどのメンバーを「アウト」にさせたり、自己紹介で笑わせるという技量を発揮。ようやくボディチェックが始まると、まずターゲットになったのは月亭方正(52)。頭頂部をじっくり観察した松平は「お前、ハゲてるじゃないか!」と指摘し、方正以外を爆笑させていた。
次にターゲットになった松本人志(57)には、胸筋をじっくりと撫でる一幕もあったが、「身辺調査」を藤原寛(52)にいったん任せて松平は退場。松平から資料を手渡された藤原は、松本に対し、そこに記されていた「お前はTシャツが似合うから、夏が好きだと思うけど、夏と言えば思い浮かぶ4人組バンドは?」と質問し、松本は「TUBEですか?」と答えていたが、その瞬間、松平の「なぁ~に~!?」の声が聞かれ再登場すると、「お前いまなんて言った? 愚か者!」「お前はこのワシが夏から始めたユーチューブチャンネル“マツケンTube”の登録者数がいまいち伸び悩んでいるのを愚弄しておるのか」と叱責。「成敗!」と松本を斬ったあと、「TUBEという言葉を2度と口にするでないぞ!」と言い残し、去っていった。
この松平の登場に視聴者からは「『ガキ使』ならではの大物俳優の贅沢使い最高!」「完全に言いがかりで爆笑した」という声が集まっていたが――。
「松平のユーチューブチャンネルですが、『ガキ使』以前は登録者数が4000人弱。しかし、放送後に爆発的に伸び続け、30分で4倍を記録。放送から一夜明けた1月1日にはなんと登録者数2万4000人超となっています。松平の出演自体よりもこの伸び率の方が反響を集めるという事態にもなっており、視聴者からは『ガキ使さすがすぎる』『どんだけ影響力強いんだ』といった驚きの声が集まっていました」(芸能ライター)
いまや『NHK紅白歌合戦』と並び、大晦日の一大コンテンツとなった『ガキ使』。それだけに多大な影響力を持っているようだ。