12月10日『スッキリ』(日本テレビ系)の「HARUNAまとめ」のコーナーに、歌手・福山雅治(51)がVTR出演。デビュー30周年を記念して、ハリセンボン・近藤春菜(37)がロングインタビューを行ったが、サプライズで弾き語りをする姿に「こんな美しい51歳いる?」「これは泣いちゃう」「朝から大号泣」と大きな反響が集まった。
「基本、うまくいってる状態のラブソングってほとんどない」というほど、圧倒的に失恋ソングが多いという福山。近藤から「(筆が)走りだしたら失恋ソングになるんですか?」と問われると「僕のソングライティングの考え方って“苦しいところを救いたい”。恋愛でも人を好きになったときに、好きになって言えないとか、この人には言っちゃいけないとか。好きなんだけど苦しいっていう。その苦しみを楽にしたいんですよね」「0%の心配事、100%のハッピーってないと思うんですよね」と、失恋ソングに込めた思いを語った。
また、福山のサプライズで「家族になろうよ」「Squall」「桜坂」の中から1曲生演奏すると聞かされた近藤は、「みんないい?見てる人さ、いい?ごめんだけど、私の高校生の頃の(思い出の曲)『Squall』いいですか?」と動揺しながらリクエスト。さらに、近藤が「一回、みんな無人にしてくんない?」と冗談を言ったところ、福山も「無人いいすね。2人きりっていいですね」と賛同し、まさかの2人きりの空間に。
そして、アコースティックギター1本で福山が歌い上げると、近藤は『本当に包まれるように聞こえて……』と感動。さらに近藤が『私、恋をしたときにその方に好きな人がいてダメだったときがあったんですよ。それ今、包まれてこんな状態です』と、過去の失恋を思い出し涙すると、福山も『春菜さんの涙で僕まで涙出てきました』と、涙をぬぐう場面もあった。
「すると、近藤の涙に思わずもらい泣きしてしまった視聴者も多かった様子。視聴者からは『自分だけのために目の前で歌ってくれたら、こうなるよね』『2人きりで弾き語りなんて、、これは泣いちゃう。想像するだけで、、息できない。』『ヤダ、福山雅治さんの弾き語りで涙する春菜さんを見て貰い泣きしてしまったよ。青春時代に聞いた歌で、思い出やその時の気持ちまで鮮やかに蘇る…あるよね…』『春菜ちゃん。わかるよ。画面越しでも感動したもの』『今、まさに春菜と同じ感じ』と共感の声が続出していました」(芸能ライター)
また、近藤が『Squall』を選曲したことについても「春菜ちゃん、正解だよ!」「春菜さんナイスチョイス!!!!Squallよく選んでくれた!!私も聞きながら泣いたよー!こんなのされたら惚れるよー!」と絶賛の声が続出。1999年に福山が作詞・作曲を手掛けた『Squall』は、「好きなことを伝えたいけど伝えられない恋心」を女性目線でつづった歌。近藤と同様に、福山のしっとりとした歌声を聴いて、当時の淡い恋心を思い出した視聴者も多かったのかもしれない。