『バイキング』(フジテレビ系)が10月からリニューアルされるにともない、現在、坂上忍(53)と番組進行役を務めている榎並大二郎アナウンサー(34)が降板する方向で調整していることが明らかになった。ただ、7月31日の放送では、「榎並アナの解説聞きやすい!」「榎並アナだけで番組成立するならタレントの進行役のほうがいらないのでは?」という意見が持ち上がっている。
「今週は、坂上忍が夏休みをとっている関係で各曜日のレギュラー出演者が代理MCを務めていましたが、この日は榎並が一人で進行を担当。坂上と一緒のときは、原稿を噛んだり言い間違えたりすることも多く、見るからに恐縮している様子が見てとれましたが、今週はリラックスしているようで視聴者からも『榎並アナ、声のトーンが若干上がっていて、のびのびしている感じ』『榎並アナウンサーこんな技術高いんだね。いつもの司会がいなくて能力全開じゃない(笑)』と好評です。これまでは、坂上に萎縮して本来の力が発揮できていなかっただけで、榎並の実力の高さが証明されました」(芸能ライター)
一方、榎並の降板のニュースについては「イジられる姿を見るのは可哀想だったから降板でよかったかも」「榎並さんにはほかのところでのびのびしてほしい」と、坂上から解放されることを知り、ほっと胸をなでおろしている視聴者も多いようだ。
「また、この日は『はたらく幸せ・不幸せ』の実態調査の特集を行っていたのですが、最近の幸せについて聞かれた土田晃之(47)は『今日、榎並さんが笑顔多いな~と思って、それみて幸せだなと思いました』とコメント。そこで、アンガールズの田中卓志(44)から『幸せ感じました?』とツッコまれた榎並アナは、『本当はこのニュースを先々週くらいにやるはずだったんですけど、なんか色々な兼ね合いで今日になったんですよ。坂上さんがいないときに』と説明。そして『僕は、アンケート自体その時点で“幸せだ”って答えてたんですけど、今坂上さんがいないところで「幸せ」っていうとなんか含みを持たれてしまうんで……』と、弁解しつつ『まぁすごく幸せです』とコメントし、笑いを誘っていました」(同)
今週は、坂上がいないことでネット上では「榎並アナの笑顔が増えた」という声が続出していたが、出演者も同じことを感じていたのだろう。つまり、普段は坂上の圧が強いと暗に認めたということでもある。榎並が抜けたあと、ほかの誰かが新たな標的にならないことを祈りたい。