7月21日放送の『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)でのお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザー(36)の発言が称賛の声を集めている。
番組では前日から引き続き、俳優の三浦春馬(享年30)さんの訃報を報道。既に密葬が行われ、突然の死去から3日が経過したものの、世間にはいまだ動揺も広がっている。そんな中、ワイドショーの憶測で構成された報道に対し、視聴者からは少なからず苦言も出ている。
この日番組では三浦さんの死について、日本だけでなくアジアなど海外からも悲しみの声が聞かれていることを紹介。これまで三浦さんは中国版ツイッター・ウェイボーでファンの心身の健康を願ったり、試験を終えた学生などを労ったりするようなコメントを投稿していたことが報じられてたが……。
「これについて山﨑夕貴(32)アナウンサーから、『世界中のみなさんから聞かれるのが春馬さんはやはり気遣いの人だということで、こういった投稿からもそういった人柄が感じられますよね』と話を振られたカズレーザーは『そうですね』と反応しつつも『人柄はきっとお優しい方と言いますか……』と一度口ごもり、『僕はちょっと、ほとんど生前接点なかったので、僕みたいな者がここで推測でお人柄、内面を言うのは、ご本人にもファンにも、あとやっぱり本当に心が通じ合っていた人たちに失礼になるので、あんまり喋るべきじゃないと思うんですけど』と推測や憶測で三浦さんの内面を分析することへの躊躇いを見せていました。また、続けて『ただ分かるのは、本当に多くの人に愛されていたっていう事実だと思いますね』とコメント。亡くなった三浦さんのみならず、遺族や友人たちの想いにも配慮した言葉となっていました」(芸能ライター)
こうしたカズ・レーザーの発言にネット上からは、「憶測しか言えない人ばっかりだから、あんな風に言える人は素晴らしい」「このコメントは秀逸かつ適切」「すごく言葉を選んでいて気持ちが感じられて泣ける」といった絶賛の声が飛び交っていた。
生前、三浦さんがなにを考えていたのかは本人にしか分からないところ。現場には自身の死生観に関するメモが残されていることが報じられているが、ファンは憶測よりも、ただ静かに悼みたいという想いを抱いているようだ。