元貴乃花親方・花田光司氏(46)が10月10日、自身の応援会公式サイトで、大相撲・元横綱・輪島大士氏を哀悼する長文の投稿。一部SNSメディアなどで、二人をめぐる”あの噂”が再燃している。
「じつは輪島こそ、元貴乃花親方の”実の父”との噂が絶えなかった人物」と語るのは、週刊誌のベテラン記者だ。
「母・藤田紀子さん(71)が幕内だった父である先代貴乃花関と結婚したのが1970年。しかし、その前に紀子さんは、輪島氏と寿司屋でデートする現場を目撃されるなど、交際していたとの噂があったんです。そして結婚後、紀子さんは貴乃花関と大喧嘩して家を飛び出します。その時に身を寄せたのが、元彼の輪島さんの元だったと言われました。計算すると、ちょうどその時期が光司氏出産のタイミングに合致していたのです」
これに対し、母・紀子さんは否定を続けている。2017年7月24日放送の『ビビット』( TBS系)でも、貴乃花親方と花田虎上(47)が「別の父親だという噂」について「根も葉もないこと。本当にくだらない作り話。最初聞いた時はビックリしたけど、今は怒るのもバカらしい」とハッキリ否定していた。
それでも、SNSでは噂が再燃、「やっぱり本当の父親は輪島?」「父ちゃんより似てるしな」「最近の貴乃花の生え際をみるたびに輪島にますます似てきたと思ってた」「父さん、と呼べないのは悲劇だよな…」と、この”噂”話が盛り上がっていた。
貴乃花親方は幼少時にちびっこ相撲で優勝するたびに、週刊誌から「輪島の子」などと陰口を叩かれてきた。そして、父の元に入門した時にも、また横綱に昇進し、優勝を重ねても同じような噂を立てられ続けている。花田氏にとって、それを承知でなお、今回は抑えきれない哀悼の念が沸き起こったに違いない。
親方は前出のサイトで「輪島さんの思い出を辿ると、先代貴ノ花の師匠が遺して下さったお話も尽きないほどに思い出されますが、どれもが懐かしいことばかりです。」と、亡き父とともに並べながら同じように悼んでいる。噂の真相は、親方にとっても藪の中なのかもしれないが、父同様に慕う人物であることには違いないようだ。昭和の名横綱の冥福を祈りたい。