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アンテナショップ3周年を記念して、県知事と発酵の権威が滋賀県の発酵食文化を語り尽くした!



東京都の日本橋に置かれた、滋賀県の情報発信拠点「ここ滋賀」が、開設3周年を迎えた。10月29日~11月5日には「3周年大感謝祭」が開かれ、最終日の11月5日には特別対談も実施されてオンラインで配信された。



「ここ滋賀」は2017年10月29日にオープンした、滋賀県のアンテナショップだ。滋賀県の特産品が販売されるだけでなく、地酒バー「SHIGA's BAR」では滋賀県のお酒が飲め、レストラン「日本橋 滋乃味」では滋賀県の料理を楽しむことができる。



その「滋乃味」で行われたのが、農学博士・発酵学者の小泉武夫氏と滋賀県知事の三日月大造氏との対談である。対談のテーマは、“「発酵で健康」 滋賀県の発酵食の魅力”。三日月知事と発酵学の第一人者である小泉氏が、滋賀県の発酵食文化についてたっぷりと語り合った。



発酵食品には人類の知恵が詰まっている



対談の場となったレストラン「滋乃味」では、フナとご飯を発酵させた、名物・鮒ずしなど、滋賀の発酵食文化の料理を味わえる。小泉氏と三日月知事の前には滋賀県の料理やお酒が置かれていて、その中には鮒ずしもあった。



3年前から自ら鮒ずしを漬けているという三日月知事と、「鮒ずしは世界遺産的なもの」とまで語る小泉氏のトークは約60分の配信時間をたっぷりと使って、縦横無尽に繰り広げられた。



お酒と料理を楽しみながらの対談の中で、小泉氏はいかに鮒ずしが滋賀県の人々に愛されているかを語った。琵琶湖周辺に住む人々は、風邪を引いたとき、妊娠したとき、便秘などで腸が乱れたときなどに鮒ずしを食べて体調を整えるのだという。こうした効果だけでなく、鮒ずしを始めとした発酵食品は、最近のコロナ禍で注目される免疫力も高めてくれると小泉氏は語った。



三日月知事が「発酵食品には人類の知恵が詰まっている」と語ると、小泉氏も「まったくそのとおりなんです」としみじみと同意する。小泉氏によれば、「腐りにくい」「体に良い栄養成分が高まる」「発酵でないと作り出せない味と匂いがある」「究極の自然食品である」「伝統的なものである」といった点が、発酵食品の特長なのだという。



最後の「伝統的なものである」という特長について、三日月知事が「発酵食品は風土になじんだ、まさに文化としての食なんですね」と感慨を述べたとおり、滋賀県には文化としての発酵食品が根付いていることも対談で語られた。



滋賀県は健康長寿と発酵美人の県



滋賀県は男性の平均寿命が全国1位、女性は4位という長寿県であり、三日月知事も「長寿だけでなく、健康寿命も長くするため頑張っています」と語っている。滋賀県の長寿・健康の背景には発酵文化があるのではないかと推測されているが、小泉氏は対談中に「私は、今77歳なんですけど、肌がつやつやでしょ?」と、発酵食品の美容効果もアピールした。



三日月知事が「世界で流通する化粧品SK-IIは滋賀県で作られている」と語るとおり、滋賀県には美白の秘密があると言われている。小泉氏も「滋賀県の人はみんな美人」「滋賀県は健康長寿と発酵美人の県」と言い、その秘密は滋賀県の発酵食文化にあると持論を述べた。



対談の中では、近江牛を利用した肉醤の開発や、海外のチーズ好きの人に向けた鮒ずしのアピールなど、ビジネスの展開も含めた今後のビジョンまで語られた。



「ここ滋賀」では、こうした滋賀県の可能性も味わえる。マーケットでは対談で話題にもなった鮒ずしやお酒などの名産品が購入できるだけでなく、滋賀県の観光情報も得られて、滋賀県の魅力をたっぷりと堪能できる。東京近郊のかたは、ぜひ「ここ滋賀」へ!



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