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今のニキビ治療は「出来てから治す」だけじゃない。にきび痕悪化の前に早め治療を


posted by やなぎた

ニキビを根本的に治す代表的な2つの治療

ニキビの悩みを根本から解消する治療方として代表的なものが「イソトレチノイン治療」と「ホルモン療法」です。

皮脂腺の活動をおさえるイソトレチノイン療法

イソトレチノインとは、とてもざっくりいうとビタミンAの一種で、ビタミンA誘導体ともいいます。
このイソトレチノインを適量で服用すると、体にある皮脂の活動を低下させる働きがあります。

ニキビは特に思春期の頃などの「活発な皮脂腺の活動」が主要な原因ですので、イソトレチノインによって皮脂腺の活動を低下させるとニキビの発生を根本からおさえる事ができます。

ただし、皮脂腺の活動を止めるという事は人体に対する負荷もそれなりにありますし、皮脂の分泌が止まるため肌が乾燥しやすくなるなどの副作用もあり、ずっと服用を続ける事はできません。特に、薬の服用中に妊娠などがあった場合は胎児が奇形となるなどの作用もあるので、妊娠の予定がある場合などは治療を受ける事はできません。
1クール20週(5か月程度)が基本となり、この期間継続して服用を続ける事で、活発になった皮脂腺を退化させ、薬を服用し続けなくてもニキビができにくい肌質を作る事ができます。

副作用も強い事から、血液検査などを行って慎重に取り組む必要がある点や、重度のにきび肌でない場合は推奨されないなどの面もありますが、この治療を適切に最後まで行った場合は再発率も低く、ニキビの根本的な治療として非常に有用です。

ホルモン療法

イソトレチノイン療法と同様、内服薬などによってホルモンバランスを整え、ニキビができにくくする治療法です。
そもそも皮脂腺が活発になる理由は思春期頃からのホルモンバランスの変化によって皮脂腺が活発になるためですので、ホルモンバランスを整えれば根本的な解消に近づく事となります。

ホルモン療法は基本的に女性に対してのみ行われ、いわゆるホルモン調整用のピルを利用します。
男性の場合はそもそも皮脂腺が活発になる男性ホルモンが多くでている状態ですので、ホルモンバランスによって改善するのではなくイソトレチノインによって皮脂腺を退化させていく治療が中心となります。

ニキビだけではなく、月経不順などホルモンバランスの乱れによる症状の改善にもなるため、特に月経前症候群や月経時の体調不良などに悩まされる方にもおすすめです。

ニキビができにくい肌にする「マイクロボトックス」

内服薬による根本治療だけではなく、細い注射で肌の浅い位置に「ボツリヌス菌製剤」という、神経への作用がある薬剤を注射する治療も、ニキビができにくい肌を作る治療の一つです。

マイクロボトックスは注射した箇所の皮脂腺の働きを低下させるため、これによってニキビができにくい肌にすると同時に、毛穴の開きなども改善していく事ができます。

イソトレチノインのような強い副作用は無く、3~4か月に一回程度通院を続けるだけで、ニキビの治療だけではなく美肌を目指していく事が出来るため、メリットが多い治療といえます。
ただし、基本的に美容治療メニューですのである程度の費用が必要となるものであり、そこまで重度すぎるニキビ肌ではない方や、美肌治療として継続した治療を受けていきたいという方におすすめです。

改善しにくい「ニキビ跡」になる前に早めの治療を

ニキビが進行して真皮層などが傷つくと、クレーターなどの改善しにくいニキビ跡となってしまう場合があります。
ニキビはとにかく作らせない事が美肌のために重要ですので、早めの根本治療を行って、キレイな素肌を手に入れてくださいね。

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