毛に水分を含ませて柔らかくする
まずはムダ毛処理の準備のポイント。
毛は乾燥した状態では硬く剃りにくいので、お湯を含ませて柔らかくします。
お湯によって太さもでるため、カミソリがあたりやすくなって切りやすいという利点もあります。
蒸しタオルでのケアがベスト
毛を柔らかくするための方法としては、蒸しタオルを5~10分程度充てる方法がベスト。
シャワーのお湯などでも良いのですが、お湯を直接あてるよりも蒸しタオルの蒸気の方が毛に対するアプローチがしやすくなります。
ただし入浴中はNG
注意点として、毛を柔らかくするのは必要ですが、肌まで柔らかい状態だと肌が傷つきやすくなってしまうのでNG。そのため、入浴しながらというのはシェービングのタイミングとして適していません。
お風呂の前後に行うとしたら、入浴後で軽くタオルで水分をふき取った後にしましょう。
シェービングフォームやクリームをちゃんと使う
シェービングをする際、面倒だからといってカミソリをそのまま肌にあててしまうと、毛を剃る際に力を入れる必要が生じるため確実に肌にダメージが残ります。
シェービングフォームやクリーム、ジェルをちゃんと使って、必要以上の力をこめずにカミソリを動かすようにしましょう。
シェービングのクリームは洗い流すかふき取る
シェービングフォームなどには、毛を柔らかくするような肌に刺激となる成分が含まれている場合もありますので、シェービングの後は洗い流すか、しっかりふき取るようにしましょう。
オリーブオイルなどを保護剤として利用する場合もありますが、シェービング時に保護剤として利用したものは一度洗い流し、ちゃんとした保湿ケアを再度行うようにしましょう。
シェービングの後はしっかり保湿ケア
シェービング時の保護だけではなく、その後の保湿ケアも重要です。
カミソリで肌が削られて乾燥しやすくなっていますので、しっかりと保湿ケアを行いましょう。
毛の流れに沿ってカミソリを動かす
ついやりがちな間違いが、毛の流れに逆らって毛を剃る方法。
この方がカミソリが毛に引っかかりやすいため、綺麗にそれるように感じるのですが、毛を起こしながら肌の角質も起こして削ってしまうので、体の上から下の方向、中心から外の方向という毛の流れに沿った方向でカミソリを動かしましょう。
何度もカミソリを当てるのはNG
一度のシェービングで思うようにそれなくても、何度も繰り返しカミソリの刃を当ててしまうのは肌へのダメージとなります。
多少残ってしまった分についてはカミソリではなく毛抜きなどを利用し、肌に何度もカミソリを当てないようにしましょう。
道具のケアもしっかりと
思うように毛が切れない場合、道具の問題かもしれません。
特にシェービングのカミソリは水分などでさび付いたりしやすいので、使った後はしっかり水気をふき取る事や、湿気が多い場所に保管しない事。定期的に買い替えを行う事が重要です。
また、カミソリは3枚刃のものなどの方が一度に剃りやすいですが、単純に3回剃っているのと同じなので、一枚刃でセーフティガードなどがついているものを利用すると肌へのダメージを避けやすくなります。
正しい剃り方でも剃り残しが出る場合は他の処理法を
毛質や毛の生え方によっては、正しい剃り方をしても綺麗に剃りきれない箇所があったり、剃り残しが出ることも。その場合は無理に揃うとすると肌を傷めてしまう可能性があるので、ほかの処理法を試しましょう。
例えば、電動カミソリは肌に直接刃を当てずに毛だけを剃ることができますし、除毛剤などは肌を傷つけずに毛の根元近くまで作用できます。
ちゃんとしたケアで肌へのダメージを予防
ムダ毛処理の中でもカミソリでのケアは頻繁に行う必要があるケア方法。
その為、一回一回のケアの良し悪しが肌へのダメージにすぐ繋がってくるものでもあります。
準備や道具のケア、保湿といったポイントをしっかりと抑え、肌へのダメージを予防して美肌を目指しましょう。