starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

口周りの肌荒れは何が原因? 4タイプのトラブル別原因と解消法








口周りが荒れる原因とは?




口周りの肌荒れといっても、その症状別に原因は異なります。

今回はよくある4つのトラブルについて、原因を紹介します。




ニキビや吹き出物




口周りのニキビや吹き出物は「大人ニキビ」と聞いたことがある人も多いかと思います。

大人ニキビとは、皮脂の分泌が多い思春期にできる、いわゆる「思春期ニキビ」と異なり、ホルモンバランスの乱れなどによって出来てしまうニキビの事を指します。



男性の口周りを考えると分かりやすのですが、くちまわりは強い毛の一つであるヒゲが生えてくる、活発な毛穴がある部分。

女性でも男性と同じように毛穴や皮脂腺は多く存在しているため、生活リズムの変化などによってホルモンバランスが男性ホルモン優位になると、毛穴が活発に活動して皮脂の分泌などが盛となり、ニキビが出来やすくなるのです。




湿疹




湿疹に肌の外から刺激となる成分(漆など)が触れる事で発生する「接触性湿疹」と、特定の物質に対するアレルギーが原因となる「アレルギー性湿疹」があります。



食事をとりいれる入口である口周りには、食事の際に食べかすが付着してしまったり、口を拭う時に口の周りに汚れを広げてしまったりと、接触による刺激を受けやすい箇所。こうした食事の際に付着したものが刺激となる事で、接触性湿疹(刺激性接触皮膚炎)やアレルギー性湿疹が引き起こされる場合があります。



また、口周りはアレルギー反応を起こす食事を口にした際にも反応を起こしやすい場所で、特定の食べ物を口にした時に痒みが出るようであれば一度しっかりアレルギー検査を行った方が良いでしょう。



その他、口唇ヘルペスへの感染やアトピー性皮膚炎といった皮膚疾患の可能性もあるため、症状が進行するようであれば一度しっかりと皮膚科などで診察を受けるようにしましょう。




乾燥




顔の中でも特に口周りだけが乾燥しやすいという場合、普段の癖やメイクを見直してみましょう。

特に、口周りを舌で舐めてしまう癖がある場合や、頬杖などで口周りに刺激を与えるような癖がある場合、舌で舐める事で保湿成分の皮脂膜を取り去ってしまい乾燥しやすくなったり、刺激によって肌がダメージをうけ乾燥しやすくなったりという可能性があります。



メイクでは肌に合わないリップの利用や、メイク時のムダ毛処理として口周りの毛をカミソリや毛抜きで処理し、肌を傷つけてしまっている可能性が考えられます。

肌の細胞がダメージを受けると、肌のターンオーバーが乱れて保湿成分が適切に作られにくくなりますので、乾燥を防ぐためには肌細胞を健康に保つ事が大切です。




赤み




肌の赤みは炎症によって引き起こされるもののため、ニキビや湿疹と基本的には同じ原因。乾燥によって肌がダメージを受けやすくなる事でも赤みがでやすくなります。



それ以外で注意したいポイントは、紫外線対策。

UVケアは顔全体で万遍なく行っているつもりでも食事の際などにぬぐってしまったりする事が原因で、口周りだけUVケアが不足してしまうというような場合があり、紫外線ダメージが炎症の原因となって口周りの赤みを引き起こす事もあります。

食事の後など、化粧直しを行う際にはUVケアの追加もしっかりと行いましょう。




花粉症による「花粉皮膚炎」の可能性もある




口周りの肌荒れは様々なアレルギー反応によっても起こりますが、3月や9月など特定の時期にひどくなるようであれば、花粉皮膚炎の可能性もあります。

花粉皮膚炎は文字通り、花粉が原因となって引き起こされる皮膚炎の事で、アレルギー反応の一種。花粉症の人の場合、鼻や目の症状だけではなく、皮膚や全身の倦怠感などにも症状が現れる可能性があるのですが、口周りの乾燥などによって肌のバリア機能が低下していると、その部分で皮膚炎をおこしやすくなります。

花粉が付着しないような過ごし方や、花粉症を軽減する対策を行いましょう。




マスクによる肌への摩擦も肌荒れの原因




日本は世界でも類をみないほど「マスク」を愛用している国ですが、このマスクが口周りに擦れる事で摩擦刺激を引き起こし、肌荒れやシミなどを引き起こす事もあります。

なるべく肌に接触しないようなマスクを選ぶか、触れても肌の刺激となりにくい素材のものを選ぶようにしましょう。




口周りが荒れやすい人の特徴




口周りが荒れやすい人は、まず体質的な特徴として太いヒゲが生えやすい人が挙げられます。

ヒゲが濃い・薄いは単純に男性ホルモンが多いかどうかだけではなく、男性ホルモンの影響を受けやすい体質かどうかという部分が影響します。太いヒゲが生えやすい場合、口周りの肌が男性ホルモンの影響を受けやすいと考えられますので、ホルモンバランスの乱れによって皮脂分泌が促進されやすく、肌荒れを引き起こしやすくなります。



また、口周りをなめてしまう癖や、頬杖といった癖がある人も口周りが乾燥しやすく、肌があれやすい人だと言えます。




口周りの肌荒れを治す方法




口周りの肌荒れを改善し、治していくためにはスキンケアや生活習慣の改善など複合的に対策を行うようにしましょう。




スキンケアの方法




スキンケアは何よりも保湿ケアが重要。しっかりと肌の潤いを保つ事で、肌のバリア機能を正常に保ち健康で美しい肌にする事ができます。

そのためには、化粧水による水分補給や乳液による油膜の「フタ」だけではなく、角質に浸透して内部から潤いを保つケアも積極的に行いましょう。

理想としては肌に元々備わっている「ヒトセラミド」を利用した潤いケアですが、しっかりと角質に浸透してとどまらせる事ができる成分であれば、ナノ化ヒアルロン酸やその他の成分でもOK。



ただ、注意点としてはオレイン酸など皮脂と同じような「脂肪酸」成分であるために肌への親和性が高いとされるオイル系のスキンケアは、場合によって肌荒れの原因にもなります。

というのも、皮脂が過剰に分泌されて肌表面の脂肪酸が増えてしまうと、脂肪酸による刺激で肌がダメージを受け、脂漏性湿疹といった症状を引き起こす可能性もあるためです。

そのため、オイル系のケアについては肌が余程乾燥しているような状況でない限りは避けるか、少量で様子を見ながら利用するようにしましょう。




治療薬やサプリメントの選び方




肌荒れを解消するための治療薬やサプリメントには色々なものがありますが、特に注意が必要なのは「ステロイド」系の治療薬。

ステロイドは簡単にいえば免疫機能をストップする効果をもつ薬で、肌が炎症を起こしている身体の「過剰な抗体反応」を止めてしまう事で肌荒れを解消するというもの。

しかし、身体は必要だから抗体反応を引き起こしているので、それが強制的にストップしてしまうと肌のは更に刺激に弱くなり、薬の利用をやめた時により一層強い抗体反応を引き起こす可能性があります。

そのため、ステロイド系の医薬品を利用する場合には必ず医師や薬剤師など専門家の指示のもと、適切に利用するようにしましょう。



サプリメントではビタミンB、C、E類や亜鉛など肌の代謝に必要となる成分を摂取すると良いでしょう。

サプリメントを選ぶ時の注意点としては、栄養素の含有量だけではなく目的とした成分以外のものがどの程度含まれているかも確認するようにしましょう。

体内に入れるものなので、たとえ安全性が担保されていてもなるべく添加物などが入っていないものを選ぶ方が、長期的な視点では体に良いと言えます。




生活習慣の改善




口周りに限らず、肌荒れの大きな原因は生活習慣の乱れによるものです。

例えば睡眠不足や、睡眠時間が足りていても就寝時間がAM2時など遅すぎる場合。

睡眠直前に量の多い食事をして、消化吸収への負担が大きい場合。

水分をあまりとらず、排便を含めた体内の循環がよくない場合など、肌のトラブルを引き起こす生活習慣には様々なものがあります。



睡眠は6時間以上、PM10時までには就寝。

睡眠の3時間前までには食事を済ませる。

一回の食事でドカ食いをせず、バランス良い食事をする。

水分をこまめに摂り、こまめに排出する。



といったような形に生活習慣を近づけられれば、肌荒れを引き起こしにくい体質にしていく事が出来ます。




おすすめの食材




肌荒れを起こさせない、または早く改善するための食事には、3つのアプローチがあります。



一つ目は肌の代謝を行うために必要となる「タンパク質」や「亜鉛」などのミネラルと、ビタミンAやB、Cを積極的に摂取する事。

食材としては肉類(特にレバー)や卵、ピーマンなどの緑黄色野菜やいちごなどの果物が挙げられます。



二つ目は、摂取した栄養素を肌に届けるための血液作りに必要な栄養で、鉄分やビタミンEなど。こちらは食材としては「卵(卵黄)」や「レバー」の他、魚介類などが良いでしょう。



そして三つ目が、そもそも体に必要な栄養を吸収するため、腸の環境を完全するためのもので、乳酸菌などの善玉菌や、腸内の不要なものの排出を促す食物繊維が必要です。

善玉菌の摂取には納豆やヨーグルトといった発行食品。食物繊維の摂取にはキャベツなど繊維質の多い食事が良いでしょう。

善玉菌の摂取以外に、食事を分解するための酵素も必要となるので、生の大根を食べるなど酵素を摂取しやすい食品を食べる事も有効です。




肌荒れが直らない場合の対処法




しっかりとケアをしているのに肌荒れが治らない。そんな場合は一度ケアを全てやめて、洗顔方法や肌質にあった保湿ケアから一つずつ見直してみましょう。

そもそも肌質は加齢とともに変化するものですので、ずっと継続して見についているケア方法などを一度しっかりリセットして見直さないと、現在の肌質に合ったケアが行えていないという場合があります。



また、どうしても肌が改善しないのであれば、やはり一度皮膚科など専門機関での診察を受けてみましょう。

じつはそもそも自力で解決できないような皮膚疾患であれば早めに治療を行った方が改善も早いですし、間違ったケアによるものだとしても適切なアドバイスがあればちゃんと見直す良い機会となります。

あまり自分で考え過ぎず、人の力を利用しながら早めのトラブル解消を目指しましょう!


    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.