加湿器が手放せない程に、肌も身体も乾燥しやすい季節ですね。
特に冷え込む今年の冬は、乾燥肌やアレルギー、アトピー持ちの「デリケート肌さん」にとって、かなり過酷な状況なのではないでしょうか。
そこで今回は、冬のあらゆるダメージからもしっかり肌を守ってくれる、「“低刺激”クリーム」を厳選してご紹介します!
まずは、冬にデリケートになりやすいその「要因」についてしっかり学び、その対策についても詳しくお伝えしていきます。
乾燥から肌がピリつき、「何を塗ったらいいか分からない!」というお悩みを抱えている方は、ぜひ最後までチェックして下さいね!
冬にデリケート肌になる要因
1. 冬は「肌のバリア機能」が低下しやすい
冬の時期は、湿度の低下に加え、皮脂の分泌量もグンと減ってしまいます。
皮脂の分泌量が減ると、肌を様々な外的要因から守る「皮脂膜」の形成が上手くいかなくなり、その影響で肌の水分が蒸散、肌のうるおい低下につながってしまいます。
皮脂膜は肌表面のバリア的存在、言わばうるおいを逃さないようにする「保湿ラップ」のような役割を担っています。
その為、これらの働きがスムーズに作用していないと、ちょっとした刺激にも揺らぎやすい「デリケート肌」になってしまいます。
2. 意外と油断できない冬の「紫外線」
冬になると日照時間が減り日差しもある程度和らぐので、紫外線を意識する方は少なくなるかもしれません。しかし、実は冬も紫外線には注意が必要。
というのも、肌の内部まで入ってくるUVAは夏の半分程度には減りますが、しっかりと肌まで降り注いでいます。
ちょっとの刺激でもキメが乱れやすい「デリケート肌さん」には、紫外線は天敵。冬もしっかりUV効果のあるアイテムを取り入れて、紫外線対策をしましょう!
- 日常生活:SPF20・PA++程度
- 外出時間が長い場合:SPF30・PA+++程度
- ウィンタースポーツなど:SPF35・PA+++以上
3. 寒さによる「肌冷え」
冬は、肌の皮膚温の低下から血流が滞りやすい為、肌の細胞も栄養不足になりがち。表皮の元になる基底細胞に栄養や酸素が届かなくなると、新しい細胞が生まれにくくなってしまいます。
また、老廃物の回収が間に合わず、どんどん肌に不要なモノが蓄積されていってしまうので、ターンオーバーが正常に働かなくなり、老け見えの原因につながってしまうことも。
肌を温めることで血流を促し、細胞の働きを活性化させ、免疫力を維持することが大切です。
冬の「デリケート肌」にはこの対策を!
「保湿クリーム」でラッピング
これらの要因からも分かるように、空気が冷え乾燥しやすい冬は、とにかく保湿クリームで「うるおいを逃さないケア」が重要になってきます。
保湿クリームを塗ることで、肌表面に「皮脂膜」のような保湿ベールを保つことができ、エアコンが効いた環境でも、しっかり肌のうるおいをキープすることができます。
ご自身の肌に合うスキンケアが分からないなど、ちょっと心配なデリケート肌さんには、まずは「“低刺激タイプ”の保湿クリーム」から試してみることをおすすめします!
蒸しタオルで「温活」
デリケート肌さんにとっては、マッサージを取り入れた温活は、摩擦を与えすぎないように優しく行うことが大切。
また、肌に負担の少ない「蒸しタオル」や「蒸気ミスト」などでじんわりと肌を温める温活もおすすめです。
肌が温まると血流が良くなり、肌の新陳代謝もUP!肌の細胞が元気になれば、ちょっとしたダメージにも負けない強い肌を手に入れることができる上、うるおいを蓄える力も高まりますよ。
低刺激でしっかり潤う!おすすめの保湿クリーム
d プログラム バイタライジングクリーム
45g 6,490円(税込)
敏感肌の方も安心して使用できる、低刺激設計のエイジングクリーム。「2022年ベストコスメアワード」のクリーム部門で、1位を獲得している今話題のクリームです。
「酵母エキス」「グリセリン」が、明るくふっくらとしたハリ肌へ導いてくれます。
なめらかで伸びの良い使用感で、べたつき感はまったくなし。内側からしっとりうるおい、モチモチっとした弾むハリ感を実感できます。
つけている間まったく乾燥しなかったので、とても心強い味方でした。敏感肌の私でも、最後までトラブルなく、心地良く使い切ることができましたよ。詰め替えできるのも嬉しいポイント!
アベンヌ スキンバランス TCクリーム
40ml 4,180円(税込)
肌荒れを整えてくれる「アベンヌ温泉水」を、たっぷり含んだ保湿クリーム。乾燥による刺激を和らげ「うるおいバリア」を補い、肌が敏感に傾くのを防いでくれます。
コックリとした濃厚なテクスチャーでラッピング効果が高く、とにかく肌なじみが良いので、ストレスなく最後まで使い切れました。
使い終わるまで中身の鮮度を保つことができるディスペンサータイプで、とても衛生的です。