カメラ越しにパーソナルな体験が叶う「バーチャルメイク機能」とは?
パンデミックの影響から美容部員によるタッチアップを自粛し、衛生面の関係でテスターを設置しない店舗が多くなったことによって、自宅でネットショッピングを楽しむ消費者たちが増加している近年。
そんな今だからこそ世界的に関心が高まっているのが、AR(拡張現実)やAI(人工知能)技術によって生み出された、自身の携帯やPCのカメラを通してメイクの疑似体験ができる「バーチャルメイク機能」です。
心ゆくまで気兼ねなくアイシャドウやリップの仕上がりを試すことができ、メイクを落とす作業が必要となる店頭とは違って時間を要することもないのが大きな魅力。
日本未上陸の海外コスメでも実際の使用感をイメージしやすくなることで、さらにネットショッピングの時間が充実するはずです。
「バーチャルメイク機能」を導入しているコスメブランド 10選
1. GUCCI BEAUTY(グッチ ビューティ)
伝統的な職人技術やユニークな世界観が反映されたデザインに定評がある、イタリアを代表するラグジュアリーブランドから生まれた「GUCCI BEAUTY(グッチ ビューティ)」。
公式アプリ内に搭載されているAR(拡張現実)コンテンツにて、お好みのメイクアップ製品を組み合わせながらバーチャルメイクを体験することができます。
2. NARS(ナーズ)
革新的な哲学をもとに使い手の個性美を最大限に引き出す、アメリカ発のビューティーブランド「NARS(ナーズ)」。
公式サイトのバーチャルメイク機能を通じて、メイクアップアーティストにも引けを取らない限りなく現実に近い仕上がりを体験することができ、定期的に実店舗さながらのバーチャルイベントも実施しています。
3. Benefit(ベネフィット)
“笑顔こそが最高のコスメである”という理念をもとに遊び心のある製品づくりに注力している、サンフランシスコ発のコスメブランド「Benefit(ベネフィット)」。
顔の印象を大きく左右する“眉毛”に特化したバーチャルシュミレーションを行うことができ、髪色に合わせて的確な色選びをサポートしてくれます。
4. M・A・C(マック)
創造力を掻き立てるトレンド最先端の多彩なカラーバリエーションが、世界中の美容通たちに支持されているカナダ発のメイクアップブランド「M・A・C(マック)」。
つけまつ毛やファンデーションなど1,700を超えるメイク製品を手軽に試すことができる、高精度なバーチャルメイク機能を導入しています。
5. ESTEE LAUDER(エスティ ローダー)
世界初の女性起業家のひとりが自身の名を冠して立ち上げた、アメリカ発のビューティーブランド「ESTEE LAUDER(エスティ ローダー)」。
数十色ものリップをたった数秒で試すことができるバーチャルメイク機能だけではなく、AI(人工知能)技術によって6項目の肌測定を行うアプリケーションも搭載されています。
6. MAKEUP BY MARIO(メイクアップ・バイ・マリオ)
Kim Kardashian(キム・カーダシアン)専属の敏腕メイクアップアーティストが手掛ける、手頃な価格帯でありながらも高い製品力を誇るコスメブランド「MAKEUP BY MARIO(メイクアップ・バイ・マリオ)」。
それぞれのメイクアップ製品の説明文に目を通しながら、バーチャルメイクを体験することができます。
7. ARMANI beauty(アルマーニ ビューティ)
イタリア発のファッションブランドの美学を反映させた「ARMANI beauty(アルマーニ ビューティ)」。
カメラ越し(もしくは保存済みの顔写真をアップ)にメイクの疑似体験ができる機能を導入し、同時に4色まで仕上がりを比較することができます。
8. CLARINS(クラランス)
1954年の創業以来、女性の声に耳を傾けながら肌と植物の可能性を研究し続けているフランス発のスキンケアブランド「CLARINS(クラランス)」。
素肌と半顔ずつ比較しながら色味を試すことができる、バーチャルメイク機能が導入されています。
9. MAKE UP FOR EVER(メイクアップフォーエバー)
実用的なメイクアップ製品が世界中のコスメフリークたちに高く評価されている、パリ発のコスメブランド「MAKE UP FOR EVER(メイクアップフォーエバー)」。
60色のリップカラーをクイックに試すことができるバーチャルメイク機能や、ファンデーションの色味を数秒で診断してくれる機能が導入されています。
10. YSL BEAUTY(イヴ・サンローラン・ボーテ)
創造性溢れるメイクアップやフレグランスと共に女性を輝かせる、フランス発のラグジュアリービューティーブランド「YSL BEAUTY(イヴ・サンローラン・ボーテ)」。
人気のメイクアップ製品の仕上がりを画面上で試すことができるバーチャルメイク機能を導入し、消費者にぴったりな色選びをアシストしてくれます。
いかがでしたか?
近年では仮想空間のなかで実店舗に限りなく近いサービスや体験を楽しむことができる、“バーチャルストア”を導入しているコスメブランドも急増中。
最先端の機能をフル活用することで、ネットショッピングの満足度がさらに向上するはずです。