ヘアセラム・ヘアミルク・ヘアオイルの違い
ヘアケアアイテムについて、良いと聞いて使ってみたけど髪と相性が良くなかった、使用感が好きじゃなかった、思い通りに仕上がらなかったと感じたことはありませんか?
ダメージケアや髪の質感を維持するために、お風呂上がりやドライヤー前後に使うヘアケアアイテムとして「ヘアセラム」「ヘアミルク」「ヘアオイル」があります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
ヘアセラム
水分ベースで作られていて、透明から乳白色でみずみずしい質感です。
ヘアミルク
油分ベースで作られていて、なめらかなミルクの質感です。
ヘアオイル
油分ベースで作られていて、サラッとしたものから重みのあるものまで、商品により質感が異なります。
似たようなものでも、配合されている成分や、テクスチャー、仕上がり、香りが異なります。
失敗せず自分の髪質に合ったヘアケアアイテムを選ぶポイントは、「自分の髪質とアイテムの特徴がマッチしているか」ということです。
STEP1:自分の髪タイプをチェックしよう
自分の髪の特徴をチェックしてみましょう。
- 髪全体が乾いた質感
- 夕方になるとしっとりうるおいのある質感
- うねりやくせがある
- くせが少ない直毛タイプ
- 雨など湿気が多い日は髪が広がりやすい
- 雨など湿気が多い日は髪がぺたんこになりやすい
STEP2:髪をどうしたいかを決める
次に髪をどのようにしたいかをチェックしてみましょう。
- 乾燥やパサつきがあり、うるおいのある髪になりたい
- 毛先の傷みやダメージを修復ケアしたい
- ツヤのあるサラッとした髪に仕上げたい
- しっとりまとまりやすい髪に仕上げたい
STEP3:自分の髪質にあったヘアケアアイテム
STEP1でわかる傾向として、「髪全体が乾いた質感」に当てはまった人は、髪の表面や内部の水分や油分が少ない傾向です。「夕方になるとしっとりうるおいのある質感」に当てはまった人は、髪の表面や内部の水分や油分が正常~高めの傾向です。
「うねりやくせがある」場合は、湿気によってよりうねりやくせが強くなり、髪が広がりやすくなります。「くせが少ない直毛タイプ」は湿気によって髪の水分量が増え、重みによってぺたんこになりやすいです。
「ヘアセラム」「ヘアミルク」「ヘアオイル」のベースの特徴から、「髪全体に乾いた質感(水分、油分が少ない)」で、うるおいを与えツヤのあるサラッとした髪に仕上げたい場合は、水分ベースのヘアセラムもしくは油分ベースのヘアオイルがおすすめです。
「夕方になるとしっとりうるおいのある質感(水分、油分が高め)」で、うるおいを与えツヤのあるサラッとした髪に仕上げたい場合は水分ベースのヘアセラム、毛先のパサつきやダメージを修復し、まとまりやすい髪に仕上げたい場合は中間のヘアミルクがおすすめです。
美容ライターおすすめヘアケアアイテム
ヘアセラム/「クラフトオーガニック リペアヘアセラム(洗い流さないトリートメント)」
「クラフトオーガニック リペアヘアセラム(洗い流さないトリートメント)」は、ドライヤーやヘアアイロンの熱を味方につけるヒートケア成分(y-ドコサラクトン/毛髪補修成分)が配合されていることが特徴です。
ミルクのような質感ですが水ベースでできていることから水分量が多く、髪になじみやすく、ベタつきが残らずサラッとした仕上がりです。
乾燥や毛先のパサつきが気になる方におすすめです。ユズを中心としたハーブ、花々の精油がブレンドされた上品な香りです。
ヘアミルク/「ダイアン ビートゥルー ビーガンヘアミルク」
「ダイアン ビートゥルー ビーガンヘアミルク」は保湿成分のビーガンケラチン、シュガースクワラン、ココナッツオイル、オートミールなどのオーガニック成分が配合されています。
なめらかなミルクテクスチャーで、ベタつきや重たさは苦手だけど、毛先のパサつきにうるおいを与えながらまとまりのある仕上がりにしたい人におすすめです。
バジルやセロリ、カシス、グレープフルーツのグリーンフルーティーの香りです。
ヘアオイル/「クラフトオーガニック グロウリペアオイル」
「クラフトオーガニック グロウリペアオイル」は厳選された4つの天然由来種子油(ユズ種子油、ツバキ種子油、ヒマワリ種子油、ホホバ種子油)が配合されています。
軽やかなオイルテクスチャーで、なじみもよくサラッとしたつけ心地です。乾燥や毛先のダメージの修復をしたい人、オイルの重さが苦手な人、サラッとした仕上がりが好みな人におすすめです。
ユズを中心とした深みのあるハーブと樹木のさわやかな香りです。
いかがだったでしょうか。
ヘアケアアイテムの選び方に迷っている人は、自分の髪質やなりたい仕上がりに合ったアイテム選びの参考にしてみてください。