「内もものたるみ」の原因とは?
内ももを引き締めるスクワットをお伝えする前に、「
内ももがたるむ原因」について触れておきたいと思います。
「
股関節内転筋群」とは内ももにある筋肉のことで、「恥骨筋」「短内転筋」「長内転筋」「大内転筋」「薄筋」という5つの筋肉から成ります。これらは股関節(太もも)を内側に閉じる動作を行う際に機能する筋肉です。
股関節内転筋群は、日常生活の中ではほとんど使われることがありません。そのため筋力低下を招きやすく、それが「内もものたるみ」となって現れるのです。
出典:
手軽に「内もも引き締め効果」が得られるスクワット
内もものたるみは
股関節内転筋群の筋力低下によるものなので、それを解消させるには
股関節内転筋群を強化するエクササイズが有効と言えます。
股関節内転筋群を強化するエクササイズにはいくつかありますが、その中でも特別なトレーニングツール不要で、おうちでも手軽にできるエクササイズが「ワイドスタンス・スクワット」です。
ワイドスタンス・スクワットとは、その名の通り足幅を広げて行うスクワットのことです。そうすることで「開いて閉じる」という股関節動作が繰り返されるようになるので、
股関節内転筋群を鍛えることができ、内もも引き締め効果につなげることができます。
ワイドスタンス・スクワット
出典:
10回を合間に1分間の休憩を挟みながら、3~5セット行います。
ポイントと注意すべき点
エクササイズ中は、
ワイドスタンス・スクワットをしても内ももに効かない理由
ワイドスタンス・スクワットは
股関節内転筋群という内ももの筋肉を鍛えることができるエクササイズですが、「内ももの筋肉に効いた感じがしない…」という声もよく聞かれます。
ワイドスタンス・スクワットをしても
内ももの筋肉に効かない場合、「上体に問題がある」と考えられます。
頭からお尻を結ぶ上体のラインが床に対して垂直になっていないと、「股関節を開いて閉じる」という動きではなく「股関節を曲げて伸ばす」というそれになりやすくなってしまうため、
内ももの筋肉に効かせることができなくなってしまいます。
太ももの「理想的なサイズ」と「正しい測定方法」とは?
出典:
ところで、
太ももの理想的なサイズと正しい測定方法をご存知でしょうか。ここで
太ももの理想的なサイズと測定方法について改めてお伝えしておきましょう。
太ももの理想的なサイズ
例えば身長が160cmの人であれば、理想的な
太もものサイズは、
160 × 0.3 = 48cm
となります。
太ももの測定方法
内もものたるみを解消させるためにはどのくらいの頻度で行うべきか?
出典:
今回は、「
内もものたるみが気になる…」という方のために、
内もも引き締めに有効なワイドスタンス・スクワットをご紹介しました。
足幅を広げてつま先をやや外側に向けてスクワット動作を行うことで、「開いて閉じる」という股関節動作が繰り返されるようになり、
内ももの筋肉に効かせることができるようになります。
「ワイドスタンス・スクワットを行っていても
内ももの筋肉に効かない」という場合、上体が床に対して垂直の状態をキープして、左右の膝の間にお尻を下ろしていくように心がけてみましょう。
ワイドスタンス・スクワットで、気になる
内もものたるみを解消させてくださいね!
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