世界で深刻化する「水不足問題」において、私たちができる解決法とは？
人口増加に伴い水の消費量が年々増加する傾向にある近年、世界全体で“水不足問題”が大きなテーマとなり、美容製品のほとんどは水をベースに作られていることから、水資源の保護を掲げる海外ビューティーブランドが続々と登場しています。
そこで私たち個人がすぐに実行できる解決法は、製品の製造過程はもちろんのこと、原材料にも水を使わない「ウォーターレスアイテム」を積極的に手に取るということ。
間接的に貴重な水資源を守ることに繋がるのはもちろんのこと、水を含まないことで敏感肌さんにとって避けたい防腐剤を配合する必要がなくなり、有効成分が薄まってしまうこともなく、容量や重量も圧倒的にコンパクトになるため持ち運びにも便利になるなど、実は消費者にとっても嬉しいメリットが沢山あります。
水は決して無限の資源ではないからこそ、地球上に住むひとりひとりの意識改革が必要。美容賢者の皆さんも、ぜひこの機会に見直してみてはいかがでしょうか？
深刻な“水不足”を解決するために知っておきたい「ウォーターレスアイテム」5選
1. Day After Day（デイアフターデイ） ドント グロウ アップ
韓国の弘大（ホンデ）に店舗を構える「Day After Day（デイアフターデイ）」が手掛けるこちらの固形石鹸には、肌表面の古い角質をオフしながら新陳代謝を促してくれる効果や、鎮静効果があり、赤ちゃんからお年寄りまで繊細で傷つきやすい肌質の方であっても全身に安心して使うことができます。
原材料には「ブロッコリー」「オリーブ」「ツボクサ」「ローズマリー」「メロン」が使用されていて、化学的な成分や水は無添加。
SNS映えするような色合いや、フルーティーで甘酸っぱい香り、石鹸の表面に施されている“Don’t grow up＝子供心を忘れないで”という意味を持つお茶目なメッセージも魅力です。
2. DEDCOOL（デッドクール） フレグランス 02
製品に水を一切加えない“NO WATER（ノー ウォーター）”というポリシーを掲げている、ロサンゼルス発のクリーンブランド「DEDCOOL（デッドクール）」。
バーコード柄の洗練されたデザインが目を引くこちらのフレグランスは、とうもろこし由来のアルコール、肌の乾燥や炎症を防ぐ23種類もの整肌成分から作られた地球にも人肌にも優しい逸品です。
水が含まれていないため従来のオードパルファムに比べて香りの持続力も高く、クリーミーな柔らかさを放つ「サンダルウッド」「ジュニパー」のジェンダーレスな香りは人肌恋しい冬にもぴったり。
さらにボトルには100％再利用可能なガラス素材が採用されていたりと、地球環境への愛がひしひしと伝わってきます。
3. Gem（ジェム） サスティナブル トゥースペースト バイツ
口腔内の善玉菌のバランスを整えるプロバイオティクスや、選りすぐりの植物性オイルを取り入れた製品を手掛けている、オーストラリア発のオーラルケアブランド「Gem（ジェム）」。
あまり見慣れないこちらの錠剤タイプの歯磨き粉は、歯と歯茎にやさしい天然由来の研磨成分「炭酸カルシウム」や、「キシリトール」の力で歯垢を優しく除去しながら口内の酸性度を中和させ、快適な口内環境へと整えてくれるというものです。
気になる使用方法は錠剤ー粒を口の中に入れてから噛み砕き、水で濡らした歯ブラシでいつも通り歯磨きを行うだけでOK。「ペパーミント」の清々しい香りが口の中いっぱいに広がって、歯磨き後には集中力が一気に高まります。
4. Meow Meow Tweet（ミャウミャウツイート） ローズゼラニウム シャンプー ＆ コンディショナー パウダー
厳選された天然素材を用いて作られた製品を通じて、オーガニックの信念を発信し続けているブルックリン発のナチュラルブランド「Meow Meow Tweet（ミャウミャウツイート）」。
こちらのシャンプーとコンディショナーには水が含まれていないため粉末状になっていて、「アロエ」「マシュマロ」「オリーブ」などの植物成分が傷んだ髪を補修しながら潤いを与え、毛先までまとまりのある艶髪を叶えてくれる優れものです。
さらに標準の液体シャンプーやコンディショナーの約4本分もの内容量に相当するため、買い替える頻度を減らすことができてお財布にも優しく、泡立ちが良いのも嬉しいポイント。
アーティストとしても活躍している創業者2人が手掛けた愛らしい猫のイラストや、ほんのり甘いフローラルの香りが心にも活力を与えてくれるはずです。
5. Versed（ヴァースド） ファウンド ザ ライト ビタミンC パウダー
ヨーロッパの最も厳しい基準を満たした、安全かつ即効性のあるスキンケア製品が話題を集めている、人気クリーンビューティーブランド「Versed（ヴァースド）」。
「ビタミンC」が凝縮されたこちらのパウダーは、使用する直前にお気に入りの化粧水やジェルなどに混ぜ合わせてから塗布することで、フレッシュな状態を保ったまま肌深層に有効成分を届けることができるというものです。
その日の肌状態に合わせて濃度を調整することができるのも魅力で、日を追うごとに肌の免疫力や透明感もUPするはず。
いかがでしたか？
「ウォーターレスアイテム」は小さな容器にも詰め替えがしやすく、液体の所持に制限がある機内にも問題なく持ち運ぶことができるため出張が多い方にもおすすめです。
ドライシャンプーを取り入れたり、シャワーヘッドを交換するなど、節水するための工夫は意外にも多いため、ぜひ皆さんもできることから実践してみてください。
大谷翔平・野球ニュース