乾燥が進む秋は、お顔だけでなくボディ全体が乾燥しがちです。そんなボディの保湿ケアは、バスルームから上がったあとに、ボディクリームなどを使っておこなうもののみだと思っている方が、意外と多いのではないでしょうか。
そこで今回は、バスタイムに使うボディウォッシュでおこなう保湿についてフォーカスします。
ボディウォッシュに配合されていると嬉しい成分を紹介した上で、バスタイムでの保湿ケアにぴったりのボディウォッシュを3つ紹介していきます。
しっとりした洗い上がりを叶えるおすすめ成分とは?
ボディの保湿ケアとして思いつくものは、やはりボディミルクやボディクリーム、ボディオイルではないでしょうか?
しかし、毎日使うボディウォッシュも、お肌をいたわる保湿成分が配合されているものであれば、しっとりもっちりした洗い上がりが続く保湿アイテムとなります。
乾燥が気になるお肌に使うボディウォッシュとして、配合されていると嬉しい成分は、セラミドやヒアルロン酸、アミノ酸系洗浄成分などです。今回は、この3つについて簡単に説明します。
セラミド
セラミドは、人間のお肌に元々備わっている成分です。お肌の角質細胞の間は「細胞間脂質」で埋めつくされていますが、この「細胞間脂質」の約50%を占めているのが「セラミド」です。
セラミドはお肌の水分を保ちながら、肌荒れを引き起こす乾燥やほこりなどの外的要因からお肌を守る「バリア機能」をサポートする役割を果たします。セラミドで満ちたお肌は、肌荒れを起こしにくく、なめらかに潤ってキメ細やかです。
ヒアルロン酸
そして、ヒアルロン酸は水分を蓄える役割を果たす糖質のひとつで、みずみずしく潤ったお肌を保つことに欠かせない成分です。
1gのヒアルロン酸で6Lもの水分をキープできると言われており、お肌の角質細胞の弾力性を保つ上でとても大切なものです。たっぷりの水分を抱えることで、乾燥を防ぎながら、潤い溢れるすこやかなハリ肌が育まれていきます。
アミノ酸系洗浄成分
最後に、アミノ酸系洗浄成分は、保湿に優れており、しっとりしなやかな洗い上がりになる成分です。
肌なじみが良く、皮脂や角質を必要以上に洗い流さないので、お肌に余計な負担をかけません。そのため、お肌の保湿成分、保水成分を適度に残しながら、汚れはきれいに落とすことができます。
お肌に必要な潤いを落としすぎないことは、お肌のバリア機能を保護することにつながります。つっぱり感のない、なめらかな手触りに整える洗浄成分です。
それでは、バスタイムでの保湿ケアにぴったりのボディウォッシュを3つ紹介します。もっちり吸いつくようなしなやかな素肌を育むアイテムが揃っています。
ロート製薬 ケアセラ(R) 泡の高保湿ボディウォッシュ
こちらは、潤い成分のセラミドプラスや7種の天然型セラミドが配合されているボディウォッシュです。
独自のセラミド保持処方によって、セラミドなどお肌の潤い成分をお肌に留めながら汚れだけを選んで落とすことができ、洗うたび、お肌の上にセラミドが残ります。
また、フキ葉/茎エキスやカミツレ花エキス、タンブリッサトリコフィラ葉エキスといった植物由来エキスが保湿成分として配合されています。
お肌の潤いは、ボディをゴシゴシと洗うことで皮脂などの汚れと一緒に流れてしまうことが多く、お肌の乾燥にも繋がります。こちらは、洗ったあともセラミドを始めとする潤い成分をお肌にまろやかに残すため、つややかでしっとりした素肌をサポートしてくれます。
また、ふっくらとした泡で出てくるタイプのボディウォッシュで、お顔にも使用できるほど優しい処方です。タオルを使わず、お顔と同様に手で洗うのがおすすめです。
オルビス リリースバイタッチ ボディシャンプー
500mL 1,100円(税込)
こちらは、シルク由来の洗浄成分とヒアルロン酸ナトリウムなどが配合されたボディウォッシュです。
お肌に元々備わる潤い成分に近い、シルク由来の洗浄成分が配合されているため、ボディを洗いながらしっとりなめらかに導きます。
また、保湿成分のシルクエキスとヒアルロン酸ナトリウムも配合されており、洗い上がりも潤いがお肌に留まって、しっとりなめらかですべすべの素肌を感じることができます。
ふわふわでとろんとした泡はキメ細やかでとても濃密。ボディのお肌を優しく包み込み、過剰な皮脂や汚れを落とします。乾燥して粉を吹いてしまうほどカサカサとしたボディのお肌も、うっとりするほどもっちりやわ肌に導きます。
MINON ミノン全身シャンプー しっとりタイプ
こちらは、植物性アミノ酸系洗浄成分が配合された医薬部外品のボディウォッシュです。
植物性アミノ酸系洗浄成分は、上記の通り、潤いを奪いすぎない適度な洗浄力をもち、洗い上がりのお肌をしっとりつるんと整えます。また、有効成分のアラントインやグリチルリチン酸アンモニウムが配合されているため、乾燥などによる肌荒れを防ぎます。
お肌に潤いを残すため、バリア機能がしっかりと守られ、すこやかでなめらかなお肌に導きます。
泡立ちは優しくソフトでありながら、お肌に無理な負担を掛けることなく、汚れをしっかり落とすため使っていてとても心地良いです。バスルームから上がっても、しなやかで潤いに満ちたお肌を保つことができるボディウォッシュです。
保湿に優れたボディウォッシュで、どんなときでもしっとりなめらかボディに。
バスタイムの保湿ケアとしておすすめのボディウォッシュを3つ紹介しました。
乾燥が進む秋のボディは、保湿に優れたボディウォッシュで洗い上げたあと、ボディクリームなどで丁寧にケアするとより一層しっとりしなやかに整いますよ。