一度できるとなかなか治らないおでこの
ニキビ。おでこ
ニキビを悪化させず早く治すには、原因を知り適切に対処することが大切です。
本記事では、おでこ
ニキビの原因について中心に紹介します。おでこ
ニキビの原因は「皮脂の分泌が多い」「乾燥しやすい」「刺激を受けやすい」ことの3つです。
おでこニキビについて
出典:
ここでは、おでこにできる
ニキビの「特徴」と「原因」について解説します。
おでこにできるニキビの特徴
おでこにできる
ニキビは、毛穴周りの角質が分厚くなって、皮脂や古い角質が毛穴に詰まっているのが特徴です。
毛穴に皮脂がたまり始めた際は、白っぽく見えるため「白
ニキビ」と言われます。皮脂が溜まってから時間が経ち、空気に触れて酸化すると、黒っぽくなり「黒
ニキビ」に変わります。
また、皮脂が固まって毛穴の出口をふさぐと、アクネ菌や細菌が増殖し、炎症が起こって赤くなるため「赤
ニキビ」になり、膿を持ち黄色っぽくなると「黄
ニキビ」となり、痛みを伴うようになります。
ニキビは、頬、顎、フェイスラインなど、おでこ以外のところでも起こり、メカニズムはすべて同じです。
おでこにニキビができる原因
ニキビは体のどこでも起こる可能性がある中、とくにおでこはできやすい部位です。おでこに
ニキビができる原因として次の3つが挙げられます。
皮脂がよく分泌される部位であること
おでこは、顔の部位のなかでも毛穴が多く、皮脂が多く分泌されます。皮脂が過剰に分泌されると、毛穴は詰まりやすくなるため、必然的に
ニキビはできやすくなるのです。
乾燥しやすい部位であること
おでこは、顔の部位のなかでも、とくに乾燥しやすい特徴があります。
例えば、額には汗をかきやすく、放置することで肌の水分と一緒に蒸発してしまい乾燥します。また、スキンケアで保湿をする際も、額は顔の上部端にあり、中央部にある頬などに比べて見落としやすいため、ケアがおろそかになって乾燥を引き起こします。
刺激を受けやすい部位であること
おでこに
ニキビができる原因として、外部から刺激を受けやすい部位であることが挙げられます。
例えば、前髪やサイドの髪の毛がおでこにかかると肌を刺激し、付着していたほこりや汚れが毛穴に詰まって
ニキビを起こします。
また、整髪剤、シャンプー、トリートメントなどがしっかりと洗い流されていないと、肌に負担となり、毛穴に詰まって
ニキビになることも。
ニキビを防ぐには、できる限りおでこに刺激を受けないよう、守ることが大切です。
おでこニキビの対処法
出典:
おでこ
ニキビを予防するためには、先程挙げた原因を踏まえて、適切に対処することが大切です。ここでは、おでこ
ニキビの対処法を3つ紹介します。
刺激を与えない
おでこ
ニキビができたら、刺激しないようにすることが大切です。まずは、できる限り触らないようにしましょう。
触れると、手に付着した汚れや細菌が
ニキビを刺激し、炎症がひどくなって、赤み、痛み、膿を持つようになります。治りも遅くなるため、
ニキビに悩まされ続けることになり、ストレスを感じてしまいます。
また、髪の毛の扱いにも注意しましょう。髪の毛には汚れやほこり、整髪剤などがついており、おでこの
ニキビに当たると刺激して悪化の原因になります。
前髪は、ピンなどを使って
おでこにかからないようにして過ごすことをおすすめします。また、洗髪する際は、すすぎの時間を長めに取り、シャンプーやトリートメントの洗い残しがないように注意しましょう。
また、洗髪、洗顔後に、タオルを使って顔をふくときも、ごしごしせず、押し当てるようにしてやさしく水分を取り除きます。摩擦もおでこの
ニキビに大きな負担となり、悪化の原因となります。
おでこの
ニキビができたときは、普段の生活でもとくに意識して、刺激となるものを避けることが大切です。
清潔にする
出典:
おでこの
ニキビを悪化させないために、常に清潔にしておくことは重要です。正しい洗顔を行い、皮脂や汚れをしっかり落としましょう。
洗顔は、朝晩2回、洗顔フォームを使って行うと肌の清潔を保てます。朝の洗顔は、就寝中に付着したほこり、
皮脂、汗を洗い流すために行います。夜の洗顔は、日中に出た
皮脂、汗、外的汚れ、クレンジングでとり切れなかった汚れを落とすために行います。
過剰に洗顔をすると、必要な皮脂を取りすぎて肌を乾燥させてしまいます。すると、かえって皮脂が過剰分泌して、
ニキビの悪化につながるため避けましょう。
洗顔フォームは適量取り出し、ネットで弾力のあるきめ細かい泡をつくって、顔の上を転がすようにして洗います。汚れは泡で吸着して落とせるので、ごしごしと顔をこする必要はありません。
とくに、おでこ
ニキビができているときは、摩擦を起こすと刺激となって悪化するため、やさしく丁寧に洗顔するように心がけましょう。
保湿を徹底する
おでこ
ニキビを予防するために、スキンケアで保湿することも忘れずに。
保湿をすると、毛穴から余分な皮脂分泌が抑えられ、
ニキビができにくくなります。また、バリア機能が高まるため、外的刺激に強くなり、肌内部の水分蒸発も防ぐため、
ニキビになりにくい肌をつくれます。
保湿ケアは、化粧水、乳液、クリームを使って行いましょう。化粧水はコットンを使って、顔全体がひんやりするまでパッティングします。そのあと、乳液、クリームの順に重ねてうるおいが逃げないように保護しましょう。
保湿効果を高めるために、高保湿成分が配合された化粧品を選ぶことをおすすめします。化粧品によく配合されている有効成分は次の通りです。
どの成分も生体内に存在するため、肌なじみがよく安全性も高く安心して使えます。とくに、セラミドは高保湿成分の中でもとくに保湿効果が高いので、乾燥がひどく気になる方に最適です。
化粧品を購入する際は、化粧品のパッケージにある成分表に記載されていることを事前に確認しましょう。
まとめ
出典:
おでこにできる
ニキビは、毛穴周りの角質が分厚くなって、皮脂や古い角質が毛穴に詰まって起こり、白っぽく見える「白
ニキビ」、酸化して黒くなった「黒
ニキビ」、炎症で赤くなった「赤
ニキビ」、膿を持ち黄色くなる「黄
ニキビ」があります。
おでこ
ニキビの原因は「皮脂の分泌が多い」「乾燥しやすい」「刺激を受けやすい」ことの3つです。対処法として「刺激を与えない」「清潔にする」「保湿を徹底する」ことの3つが挙げられます。
おでこ
ニキビができたら、速やかに適切に対処をして、凹凸のない美しい額を蘇らせましょう。
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