マスクシミの原因
マスクシミの大きな原因は、擦れによる摩擦と紫外線。
摩擦が起こると、体内では肌を守ろうとはたらき、シミのもととなるメラニンが大量に生成されてしまいます。肌が擦れてしまうことで、色素沈着を起こしてしまったり、気づかぬうちに摩擦で日焼け止めが落ちて、うっかり日焼けをしてしまうケースも。
気づけば、肝斑やシミを発見!なんてことにならないよう、今からケアしていきましょう!
特に要注意!目元のCゾーン
特に注意したいのが、目元のCゾーンです。Cゾーンとは、眉尻の下から目元の下までのCカーブを結んだ部分のこと。頬骨の出っ張っているところまでがCカーブとなっています。
皮膚が薄いため、シミやシワができやすい部分でもあります。さらにマスクのつけ外しで摩擦が起こりやすいため、フェイスラインの中でもシミの要注意ゾーンなんです!
季節の変わり目は気を付けたい!外出時のシミ対策
マスクシミ対策(1)紫外線対策
日差しの強い夏は、朝からバッチリ日焼け止めを塗り込んでいたけれど、秋にかけては気が緩みがち。
実は日差しが弱い曇りの日でも、紫外線は真夏日と同様に降り注いでいます!メイク時や外出前には、下地と日焼け止めでしっかりと紫外線対策を。
特にマスクで摩擦が起こりやすい、Cゾーンやフェイスラインは優しく二度塗りで、うっかり日焼けを予防しましょう!
マスクシミ対策(2)日焼け止めの塗り直し
日焼け止めは、朝塗ったからOK!ではありません。汗や皮脂によって、UV効果は薄れています。
日焼け止めは、3時間おきのこまめな塗り直しがマスト。ファンデーションの上からでもOKな乳液タイプや、UV機能付きのBBクリームを使えば、メイク直しもキレイに仕上がりますよ。
首元や全身にも使えるスプレータイプも、手軽に使えるのでオススメです。
マスクシミ対策(3)摩擦ゼロ!マスク装着時はバームで保湿
マスクシミの原因となる摩擦を起こさないためにも、肌を摩擦からバリアしましょう!
日焼け止めの塗り直しと同時に行いたいのが、保湿バームです。朝のメイク後、メイク直し後、マスクのつけ外し後など、気付いた時にはサッと保湿バームを肌に塗ってみて。人差し指に軽く乗せて、両頬に撫でるように塗るとべたつきも気になりません。
保湿バームで、マスクによる摩擦から肌をバリア、さらに保湿効果もアップ。持ち歩けるコンパクトタイプを常備しておくと、気になった時にササっと塗れるので便利です。
マスクシミ対策(4)マスク素材にも気を付けて
肌に優しいマスク素材として、吸水性に優れているシルク素材や、柔らかい肌触りが特徴のコットン100%がおすすめ。
使い捨ての不織布マスクは、ものによっては硬く、ゴワゴワしたものもあるため注意が必要です。摩擦レスを目指すなら、インナーマスクを取り入れてみましょう。シルク素材のインナーマスクは繰り返し使えて、潤いのある肌触り。マスクによる肌荒れや摩擦を、重ね付けすることで防止することができます。
スキンケアでのシミ対策
シミ対策(1)美白クリームでポイント集中ケア
できてしまったシミ、予防には毎日のスキンケアが大切。特にCゾーンは皮膚が薄く、摩擦が起こりやすいシミの要注意ゾーンです。
酸化・熱・光に強い「持続性ハイドロキノン」配合の美白クリームを使うと効果的。スキンケアの最後のお手入れに、ポイント集中ケアとして取り入れてマスクシミを徹底予防していきましょう。
シミ対策(2)ビタミンC誘導体を取り入れてくすみオフ
肝斑治療にも美白ケアにもよく使われるビタミンC誘導体を取り入れて。
朝のスキンケアに取り入れることで、日中の紫外線による細胞障害を軽減する効果が。またマスク生活で乱れがちなメラニンの生成を正常化する働きも期待できます。
朝のビタミンC誘導体のスキンケアはNG!なんて迷信もあるようですが、朝と夜1日2回のスキンケアがポイントです。化粧水、美容液タイプなどあなたに合うものを選んでみて。
シミ対策(3)定期的な角質ケア
肌への摩擦が少ない低刺激タイプのもので定期的な角質ケアを。
おすすめは、洗顔時に使えるピーリング石鹸です。擦るとポロポロと汚れが浮き出るピーリングジェルよりも摩擦を軽減できるから肌にも優しい!
さらにビタミンCや美白有効成分配合のアイテムが多いので、紫外線によるくすみやシミにもアプローチ。透明感のある肌が目指せます。
マスクシミを予防する!徹底ケアを
まだまだ続くと思われる、マスク生活。毎日の心掛けで、マスクシミは予防することができます。
今回紹介したケアは、マスクシミだけでなく、いわば美肌の基本。涼しくなるこの季節も、紫外線は降り注いでいることは忘れないで、毎日の紫外線対策とスキンケアを徹底して行いたいですね。
マスクを外したときに一歩差がつく、明るい美肌を守り抜くケアを今日から始めていきましょう!