マスク荒れやホルモンバランスの変化、気温差などによるトラブルなど、現代人は肌悩みが絶えません。
そこで、注目したいのが乳酸菌コスメです。乳酸菌には腸内環境や健康状態を整えるだけでなく、肌のコンディションを整える働きがあるのです。今回は、美肌菌に注目した乳酸菌コスメを紹介します。
美肌菌ってそもそも何?
最近よく耳にする美肌菌。美肌菌とは、肌の表面に存在する善玉菌のことです。主に、表皮ブドウ球菌などの善玉菌を指します。
肌にはなんと、腸と同じように「善玉菌」と「悪玉菌」が存在しています。肌に存在しているこれらの常在菌のバランスが、肌のコンディションを大きく左右するのです。
肌に存在している「善玉菌」は、皮脂をエサにして増え、肌の潤いの元になるグリセリンを作ります。肌の「善玉菌」が増えると肌が潤い、乾燥を防ぐ効果も!また、「善玉菌」は皮膚のバリア機能を強くするという働きもあるんです。
そんな美肌には欠かせない「美肌菌」。では、一体どうしたら美肌菌を増やせるのでしょうか。
まず、大切なのは、今ある美肌菌を減らさないようなケアをすること。そして、美肌菌を育てるスキンケアをすることです。
美肌菌を減らさないスキンケアのポイント
- ゴシゴシ洗いをやめる
- 乾燥を避ける
- 「育菌コスメ」を使う
過度なクレンジングやピーリングは、肌に必要な美肌菌を落としてしまうことにつながります。顔を洗うときには、乾燥を避けて泡で包み込むように洗顔しましょう。
そして、「育菌コスメ」として注目したいのが乳酸菌コスメです。
乳酸菌コスメでお肌の菌活を始めよう!
乳酸菌には、美肌菌のバランスを改善する働きがあります。特に、赤みが出やすい人や、くすみやすい人、乾燥・敏感肌の方は、美肌菌が減っているかもしれません。肌トラブルが起きやすい方に、乳酸菌コスメはおすすめです。
乳酸菌コスメの効果は主に次の3つです。
- 角質を整え、肌荒れ予防になる。
- 肌に潤いを与える。
- 肌のバリア機能を向上させる。
特に注目したいのは、肌のバリア機能を向上させるということです。気温差や、ホルモンバランスでゆらぎやすい時期にも取り入れたいですね。
毎日のスキンケアに美肌菌を増やしてくれる乳酸菌スキンケアを使用することで、美肌菌が働き続けてくれます。また、美肌菌には、雑菌を防ぐという働きも!マスク荒れの予防にも使用できます。
注目の乳酸菌コスメ
近年、各種ブランドから発売されている乳酸菌コスメ。今回はその中から3種類ご紹介します。
クリニーク モイスチャー サージ ハイドレーティング ローション
サーモンピンクの愛らしいパッケージのクリニークのローションは、「ピンクのお守り」とも呼ばれています。
クリニークは、乾燥の原因となる肌バリア機能の低下に注目しました。このローションには、乳酸桿菌発酵液が含まれていて、お肌を内側からしっかりと潤してくれます。
とろみのある感触で、お肌に付けた瞬間に、べたつかずにしっとり保湿します。香料もついていないので、香りに敏感な人にもおすすめです。
鈴木ハーブ研究所 乳酸菌ローション
鈴木ハーブ研究所は、善玉菌を増やし「肌フローラ」を整えることに着目。約4,000億個の乳酸菌「ラ・フローラ EC-12」を配合しています。
ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミドなど保湿成分もたっぷりと配合されて、潤いのある肌へ導きます。
イニスフリー グリーンティーシード セラム N
お隣の韓国でも乳酸菌コスメは大ヒット!イニスフリーの「グリーンティーシード セラム N」は、チェジュ島の自社農園で栽培された茶葉から採取した緑茶乳酸菌プロバイオティクスを配合しています。
5種類のヒアルロン酸も配合され、お肌を乾燥や外的ストレスから優しく守ります。化粧水の浸透をぐんと良くする美容液です。
お肌の菌活はじめよう!
お肌のトラブルは美肌菌の減少から引き起こされます。美肌に近づくためにも、今ある美肌菌を減らさず、増やすことが必要です!
乳酸菌コスメでお肌の菌活はじめてみませんか?理想の肌に一歩近づけるかもしれませんよ!