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大豆だけじゃない!?美容・健康におすすめの「豆」5選



ひよこまめ
出典:byBirth
そら豆
出典:byBirth
あずき
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黒豆
出典:byBirth
レンズ豆
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豆類は、豊富な栄養素を含み、健康や美容のために積極的に食べたい食材です。

「豆」というと、納豆や味噌の材料である「大豆」をイメージされる方も多いかと思いますが、ぜひ健康・美容のためにさまざまな種類の豆を食べてみましょう。

それぞれの豆について、その効果も異なるため、管理栄養士が解説していきます。

健康・美容のために食べたい、豆5選

1. レンズ豆

レンズ豆は「ひら豆」とも呼ばれ、乾燥した状態で販売されていることが多い豆です。ビタミンB群や鉄分が豊富に含まれています。

一般的に、乾燥した豆類は、水に漬けたりしてから茹でる必要がありますが、レンズ豆の場合はそのまま使えることが特長。煮込み料理やスープなどに、そのまま入れるだけでOKなので、手軽に使えるのがメリットといえます。

鉄分を意識して摂取したい場合には、レンズ豆が便利ですよ!

また、カリウムも豊富に含まれているため、むくみ対策にもおすすめ。塩分を摂りすぎたなと思った日や、むくみが気になる場合に、レンズ豆を食べてみましょう。

2. 黒豆

黒豆は、美容の強い味方です。黒豆に含まれるアントシアニンは、強い抗酸化作用を持つため、肌のしわ等の原因である「酸化」を予防してくれます。

また、紫外線を浴びるとメラニンが作られますが、アントシアニンはメラニンの生成を抑える働きがあるのだそう。肌を若々しく保つだけでなく、美白効果も期待できますね。

黒豆にはイソフラボンも含まれるため、更年期の症状でお悩みの方にもおすすめです。更年期は、女性ホルモンの減少が原因とされていますが、イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするため、症状をやわらげるといわれています。

さらに、骨のカルシウムが溶け出すことを抑える働きもあるため、骨粗しょう症予防にも効果的だといわれています。特に女性の場合、女性ホルモンの分泌が減るとともに骨が弱くなるため、骨を丈夫に保つために黒豆を食べてみてくださいね。

黒豆といえば、甘く煮込んで食べるイメージがありますが、炊き込みご飯にするのがおすすめ。溶け出した栄養素も余すことなく食べられますよ。

黒豆をフライパンで炒った後、酒・塩とともに米と炊くだけで出来上がります。炒るのが手間であれば、皿にのせてラップをしないまま加熱(600Wで3~3分半)し、豆が弾けてきたらOK。

黒豆は、水で戻すのが面倒ですが、このように炒っておくと煮物にもアレンジができますし、便利に使えますよ。

3. あずき

小豆は、あんこなどお菓子に使われることが多く、ヘルシーなの?と思われる方も多いでしょう。豆類の中では糖質が多い方ですが、たんぱく質も多く、ビタミンB1やカリウム、食物繊維なども含まれています。

ビタミンB1は、糖質の代謝をサポートする栄養素です。糖質の代謝がうまくいかないと、疲労の原因物質が溜まってしまいます。そのため、ビタミンB1は疲れをとりたい時におすすめです。糖質の代謝をスムーズにすることから、ダイエット中でも意識して摂りたい栄養素ですね。

食物繊維も多く含まれるため、便通を良くして腸の中をきれいにしてくれます。腸の環境が良くないと、肌荒れにつながることもあるため、美肌づくりにも小豆がおすすめですよ。

抗酸化作用があるビタミンEがたっぷり含まれているカボチャと組み合わせて煮物にすれば、美肌メニューになりますよ。

4. そらまめ

そらまめには、ビタミンB1やビタミンB2、レシチンが含まれています。

ビタミンB2やレシチンは、血液中のコレステロールによって血管の壁が傷つくことを防ぐ働きがあります。そのため、血管を若々しく保ち、動脈硬化などの病気の予防に効果的です。

また、レシチンには肝臓の働きを高める働きもあるため、お酒を飲みすぎたときにもおすすめ。おつまみにも良いですね。

小豆と同じく、そらまめにも食物繊維が豊富に含まれているため、便秘気味の方にもおすすめですよ。そらまめは皮ごと食べられるため、食物繊維を余すことなく食べることができるのも、嬉しいポイントの一つです。

そら豆を焼くだけでも美味しいですし、たんぱく質豊富な鶏肉と炒めてガーリック風味にしても良いですね。にんにくの疲労回復効果も得られます。

5. ひよこまめ

ひよこ豆は、小さくコロコロとした形をしている豆で、ひよこの頭のような形であることから、ひよこ豆と名付けられたそうです。ひよこ豆は、食物繊維、カルシウムや亜鉛などのミネラル類が豊富に含まれています。

カルシウムは骨粗しょう症に効果的ですし、亜鉛は細胞の新陳代謝を活発にしてくれます。肌や髪の毛の生まれ変わりも活発にするため、つやのある肌・髪をつくるために効果的ですよ。

亜鉛もカルシウムも、ミネラル類の中では不足しやすい栄養素なので、ひよこ豆で亜鉛を補いましょう。

乾燥のひよこ豆の場合、スープなどに一緒に入れて茹でてしまえば、簡単に調理ができます。カレーにプラスしても美味しくいただけますよ。

優れた栄養価を持つ、豆類。実は思っているより調理の手間も少ないので、手軽に利用できますよ。ぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。

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