シミを引き起こす原因をチェックしてみよう
まず最初に、適切なアプローチをしていくために、シミが引き起こされる原因を理解しておきましょう。
色素沈着によるシミ
シミの原因の一つ目は、色素沈着によるものです。おもに、ニキビができたところに色素沈着が起こり、シミとなります。
最近は長時間のマスク着用により、マスク内がムレて皮脂が増えやすい環境に。すると、ニキビができやすくなります。ニキビが炎症を起こすと、その部分が色素沈着を引き起こします。
その為、マスクで覆われているお顔の下半分は、色素沈着によるシミができやすいと言えるでしょう。
摩擦によるシミ
シミの原因の二つ目は、摩擦によるものです。長期間のマスク生活は、マスク内の肌状態を乱れさせるだけではなく、頻繁な着脱によってお肌に摩擦ダメージも与えてしまいます。着脱以外にも、マスクを付けたままの状態で会話すると、口と表情筋の動きでマスクが動くので、その度にお肌は擦れてしまいます。
摩擦のダメージを受けると、お肌はメラニンが過剰生成されやすく、シミを引き起こす原因に。そのため、マスクが触れやすい頬骨の高い部分に摩擦によるシミができやすいでしょう。
紫外線・年齢によるシミ
シミの原因の三つ目は、紫外線や年齢によるものです。長年受けてきた紫外線ダメージや、加齢によるシミは、上述のシミよりも蓄積されているぶん、解消しにくいケースが多いです。
日焼け止めやケアを怠ってきた影響や、年齢によって抗えない部分も含め、頬を中心にお顔全体に紫外線・年齢によるシミはできやすいでしょう。
シミの悩みを解消!スキンケアを見直してみよう
ここでは、先程ご紹介したシミの原因をベースに置きながら、スキンケアの見直しについて説明していきます。
スキンケア製品の見直しで、口元・顎まわりのシミを打破
口元や顎まわりの色素沈着によるシミを解消するためには、スキンケア製品の見直しを行いましょう。なぜなら、先程ご紹介したように、マスクの影響を受けてお顔の下半分の肌はターンオーバーが乱れがちだからです。
一概に美白ケアや季節に応じたさっぱりとしたスキンケア製品を選べばよいというものでもないので、自分自身の肌状態に合ったスキンケア製品を選ぶように注意しましょう。
皮脂過多を抑えるために水分が補給できるような高保湿タイプや、ニキビによる炎症を抑えるための鎮静効果が期待できるタイプがおすすめです。
他にも、美白効果や皮脂分泌を抑える効果が期待できるスキンケア製品として、ビタミンCが配合されたタイプもおすすめです。シミ悩みにアプローチするだけでなく、ニキビ悩みにも良い影響を与えてくれるので、ニキビと色素沈着が気になる場合にぴったりのスキンケア製品といえるでしょう。
スキンケアのやり方を見直して頬骨・顔下半分のシミを打破
頬骨やお顔の下半分など、摩擦によるシミを解消するためには、スキンケアのやり方を見直しましょう。ここでも、擦らずにスキンケアを行うことが何より重要になってきます。
洗顔時や濡れた顔をタオルで拭く際に、ゴシゴシと強く擦っていませんか?摩擦は炎症部分にダメージを与える上に、トラブルのない部分にも負担を与えてしまいます。
そのため、摩擦によるダメージを与えないように、洗顔時やタオルを使う際は、擦らずに手のひらを置くようにしてケアしていくとよいでしょう。
日焼け対策を見直して紫外線によるシミを打破
頬やお顔全体など、紫外線によるシミを解消するためには、日焼け対策を見直しましょう。紫外線を浴びたお肌は、シミの原因となるメラニンを生成させるため、日焼け対策がとても重要となります。
屋外に出るときだけでなく、自宅や室内で1日を過ごす際も日焼け止めを塗って過ごすようにしましょう。なぜなら、紫外線は窓を通過して室内に降り注ぐからです。
また、最近はマスクを付けているお顔の下半分の日焼け止めをサボる方も少なくありません。しかし、紫外線はマスクも通過するため、全顔にしっかりと日焼け止めを塗るようにしましょう。
部位別にシミの原因・ケア方法を見直して理想の肌を手に入れよう
一年を通して“一番紫外線が強い”とされるシーズンを目前に控えた今、紫外線対策とセットでシミのケアも注力するとよいでしょう。一言でシミといっても、その原因やケア方法はさまざまです。
今回ご紹介した部位別のシミの原因と対策をチェックして、適切なアプローチで理想のお肌を手に入れてみませんか?