エステティシャンが教える!自宅でできる休日セルフエステ法
毎日メイクをしていると肌が疲れてる気がする、デスクワークが続いて運動不足、疲労やストレスが蓄積して血液やリンパの流れが悪いなどによって、顔が疲れたようにくすみが目立ったり、肌トラブルを繰り返す、毛穴が目立っているように見えるなどと感じます。
平日は朝はギリギリまで寝たいし、夜はゆっくりしたいという方も多いので、時間に余裕のある休日にセルフエステ時間を作り、日頃の疲れ顔をリセットしてみませんか?日頃使っているスキンケアアイテムを代用しながら、手順を取り入れてみてくださいね。
準備するもの
クレンジング、洗顔、クレイパック、マッサージオイル、化粧水、シートマスク、乳液、クリーム
(1)クレンジング、洗顔で表面の汚れをオフ
クレンジングを少し多めに手に取り、お肌の上でやさしくすべらせるようになじませ汚れを浮かせます。ぬるま湯もしくは水で、洗い残しのないように流します。
メイク用品に含まれている色素やラメなど、意外と肌表面や目のキワなどに残りがちに。色素が肌表面に残ったままだと、色素沈着によるくすみや肌トラブルの原因になるため、ていねいに落として肌表面をキレイにしておくことがポイントです。
キメ細かな泡を立てた洗顔で顔を包み込み、泡を潰さないように洗いましょう。泡が毛穴に入り込んで汚れ吸着する役割があるため、ゴシゴシこするように洗う必要はありません。ぬるま湯もしくは水で、洗い残しのないように流します。
(2)クレイパックで角質の凹凸を整える
肌がくすんで見える、ザラつきやゴワつき、肌のなめらかさがないと感じる時など、週に一度の角質ケアにおすすめなのがクレイパック。クレイに含まれる泥成分が、がんこな黒ずみ汚れを吸着し、古い角質やザラつきやゴワつきをオフし、肌表面の凹凸を整えます。
クレイパックを目元以外の顔全体に塗り、10~15分ほど置き、ぬるま湯もしくは水で洗い残しのないように流します。
(3)フェイスマッサージで肌をほぐし血液、リンパ促進
日頃のこわばった表情筋をほぐしたり、リンパのつまりを流すだけで、血行促進されてくすみが解消したり、むくみがすっきりして顔がすっきりします。
マッサージオイルを手に取り、顔に広げます。
- あご~耳の下に向かってゆっくり10回流す
- 口角~噛み合わせをほぐし、耳の付け根に向かって10回流す
- 人差し指を鼻の側面にあてて、ほうれい線を持ち上げながらこめかみに向かって10回流す
- 人差し指と中指で耳の付け根をほぐす
- 指の腹をやさしく滑らせるように、目頭~こめかみに向かって5回流す
- 眉頭の下のくぼみを押す
- 眉毛の筋肉を持ち上げ、生え際に向かって流す
- 手のひらを密着させながら、顔の中心から外側に向かって流す
(4)化粧水をたっぷりなじませて水分を与える
角質がやわらかくなり、血行促進したあとは、たっぷりと肌に水分を与えます。
コットンを2枚に重ね、化粧水をたっぷり含ませます。顔にサッと広げ、やさしく肌をおさえながら化粧水を浸透させます。
コットンをきれいな面に裏返し、化粧水を少し足して何度も繰り返しながら化粧水を浸透させます。お肌がひんやりしてきたら、化粧水が浸透してきたサイン。
角質層にたっぷり水分が補われると、肌がみずみずしくうるおい、キメがふっくらします。
(5)シートマスクで美容成分をチャージ
日頃の疲れや繰り返す肌トラブルや気になる肌悩みに、美容成分で栄養を与えましょう。
乾燥してうるおいが足りない、みずみずしさやもっちり感が欲しい場合は保湿タイプ、くすみや毛穴が気になる場合は美白タイプ、引き締め感や肌の弾力が欲しい場合はエイジングタイプなど、使い分けるのがおすすめ。
シートマスクをピッタリ肌に密着させて、10~15分ほど置きます。
スチーマーを持っている人は、シートマスクの上からスチーマーを当ててうるおいを高めたり、スチーマーがない人は水を絞ったタオルをレンジで40秒ほど温めて、シートマスクの上からのせると温パックになり気持ちいいです。
(6)乳液、クリームで保湿する
化粧水、シートマスクでたっぷり水分と美容成分を肌に浸透させたあとは、水分を逃がさないように乳液とクリームでうるおいを閉じ込めましょう。
手のひらの温度でなじませるようにすると肌がしっとり、もちもちになります。
平日は忙しくてパパッと済ませているスキンケアを、休日の時間を使ってパックやマッサージを追加するだけで、サロン帰りのような肌に変化します。
疲れ感やくすみ感がなくなり、顔もすっきりシャープに引き締まります。
スキンケアアイテムの使い方一つでお肌の質感や肌触り、見た目はもちろん、疲れた心もリフレッシュできるかも!休日セルフエステで肌を復活させてみてくださいね!