髪の毛が“老け見え”してしまう原因とは?
年齢を重ねて頭皮の状態が変化している
頭皮もお肌同様に、年齢を重ねると状態が変化していきます。加齢や日々の疲れによって頭皮の血行が滞り、頭皮が固く凝ると毛穴が縦に広がり、汚れも溜まりやすい状態になるのです。
汚れが溜まると思うように髪の毛に栄養が行き届かず、毛髪が細くなり髪の毛が不健康に見えてしまう原因に…。生活が不規則な大人の女性こそ、頭皮マッサージなどで血行を整えるように心掛けてみてほしいです。
髪の毛のパサつきが悪目立ちしてしまう
まろやかでボリューミーな“ふわっと”したヘアスタイルは、大人の女性が取り入れようとすると、間違えばお疲れモードに見えてしまうことも…。
頭頂部のアホ毛や顔まわりにかかる後れ毛など、パサパサに乾燥しているとこなれ感どころか、老け見えの原因に。無造作に見せているつもりが逆効果になっていないか、見極めることが重要になってきます。
頭頂部の分け目がぱっくり割れている
頭頂部の分け目が昔よりも目立つように感じたら、髪の毛の老けのはじまりかもしれません。頭頂部の分け目がぱっくりと割れたように見えていると、髪の毛に元気がなく、一気に老けたような印象を与えてしまいがちです。
頭頂部の分け目をチェックして、割れ目が気になったらアレンジとヘアケアの頑張り時だと意識することをおすすめします。
外からカバー!元気な髪の毛に見せるヘアケア方法
アホ毛は専用ヘアスタイリング剤 or スプレーで抑えよう
最近ではアホ毛対策用のマスカラ型をしたヘアスタイリング剤などもあるので、専用のアイテムを使うのもよし。わざわざ買うのは面倒という方は、ハードタイプのヘアスプレーをコームの柄の部分に吹き付け、柄で頭頂部を撫でるようにアホ毛を抑えましょう。
全体にスプレーを吹き付けると変に固まってしまったり、細かいアホ毛が抑えられないこともあるので、コームの柄で満遍なくカバーすることをおすすめします。
頭頂部の分け目はジグザグ分けして馴染ませよう
頭頂部の分け目がパックリ割れている方は、コームの柄の先を使い、額から後ろに向かってジグザグ掻き分けながら分け目を隠すように馴染ませてみてください。
また、濡れた髪の毛を乾かすときにドライヤーを当てながら、前後左右にランダムにつむじ周りの髪の毛を乾かすのも効果的です。頭頂部がぺたんこにならないように根元から立ち上げることで、元気でボリューミーな髪の毛を作り出すことができます。
ドライヤーは下から煽らないように注意する
ドライヤーを当てるときに、毛先から頭頂部に向かって下から煽るように乾かすとパサつきの原因に。ドライヤーは上から下に向かって風を当てることで、キューティクルが閉じてツヤっとした仕上がりに乾かすことができます。
髪がうねっている状態で乾かすと乾き方にムラが出てしまうので、手櫛で髪の毛を引っ張りながら、ドライヤーを近づけすぎないように当てるのがブローのコツです。
摩擦防止のヘア用タオルを使うのもおすすめ
最近は、吸水力の強いマイクロファイバー素材のヘア用タオルなども発売されています。髪の毛のパサつきや傷みは、摩擦が原因で引き起こされることもあるので、タオルドライ時の状態も注意しておきたいところです。
ガシガシ擦らずに髪の毛の水分を吸い取るには、ヘア専用のタオルを活用するのもおすすめ。乾くのも早いので、数枚洗い替えを用意しておけば洗濯時もすぐ乾くので実用的です。
中からカバー!元気な髪の毛に見せるヘアケア方法
入浴前のブラッシングで汚れを浮かせる
髪の毛を洗う前に、乾いた状態で髪の毛をブラッシングすると、汚れを浮き上がらせることができます。また、頭皮の血行促進にも効果的だったり、ブラッシングすることで髪全体が空気を含んでシャンプーの際に指通りがよくなります。
シャンプーをするときに髪の毛が絡まりがちな方や、髪の毛の摩擦によるダメージを抑えたい方におすすめです。
シャンプーの成分を見直そう
昔から愛用しているお気に入りシャンプーがある方も、髪の毛に元気が無いときは必要な成分が配合されたシャンプーを使って補うことが重要だったりします。髪の毛も頭皮の環境も年齢によって変化するので、スキンケア同様にアップデートすることが大切。
自分の見立てでは不安という方は、美容師さんなどプロに相談して選ぶようにしてみてください。
健康的な髪の毛ではつらつとした印象を手に入れて!
暑い夏場は、紫外線やクーラーの冷風で髪の毛もダメージを受けやすい季節です。髪の毛がキレイに整えられているだけで、清潔感のほか健康的な印象を手に入れることができます。
最近何だか自分が疲れたように見えたり、老けて見えているように感じている方は、ヘアケアを見直してみるのはいかがでしょうか。