ポイント1:メイク前は汗をおさえる
暑い夏の時期は、汗もかきやすくなっています。メイク前にしっかり汗をおさえておくことで、その後のメイクやメイク中のノリの悪さを防ぐことができます。
メイクを始める前に、首の後ろに冷やした濡れタオルをあてて、しっかりとお顔まわりの熱をとっていきましょう。タオルを濡らす際に、お気に入りのハーブオイルなどを垂らしておくと、香りでスッキリ癒されるのでおすすめのテクニック。私は柑橘系の香りのオイルを垂らして、目や頭をシャキッと目覚めさせています。
ポイント2:ファンデーションを上手にのせるテクニック
オイリー肌さんは事前にティッシュオフしてみて
オイリー肌さんや夏場だけ顔の皮脂やテカリが気になる…という方におすすめなのは、ファンデーションをのせるときに事前に肌をティッシュオフすること。パウダリーのファンデーションの場合でも、このテクニックは有効です。
ティッシュでスポンジをやさしくくるんで、ファンデーションをのせる前にお肌のテカリが気になる部分をやさしく抑えてみてください。あぶらとり紙を使うよりも吸着力が弱いので、ナチュラルに皮脂崩れをおさえることができます。
また、事前にティッシュオフして皮脂をおさえることで過剰な皮脂分泌を抑えてくれるので、インナードライ肌対策にも効果的です。
リキッドファンデーションならスポンジを水で濡らしてからのせてみて
夏場はどう頑張っても外で汗をかいてしまうので、まったくメイクが崩れないかといったら難しい…。なので崩れの原因となる“厚塗り”を回避できるように、下地もファンデーションも薄付きで、カバーすべき場所はカバーするとよいでしょう。
リキッドファンデーションの場合は、スポンジを水で濡らしてからしっかりと絞り、ファンデーションをぽんぽんと置くようにのせていってください。また、パウダーファンデーションでもこのテクニックを使うことはできますが、濡れたスポンジでファンデーションを触ってしまうのは衛生的な観点からあまりおすすめできないので、個人的にはリキッドタイプのファンデーションを使っている方におすすめしたいところです。
ポイント3:毛穴を上手にカバーするテクニック
夏場は特に毛穴の開きが気になる季節でもあります…。しっかりお手入れしていても、なかなかすぐに効果も感じにくい毛穴は、上手にカバーしていくことが大切。毛穴を上手に埋めるには、スポンジとブラシを兼用してしっかりとカバーしていくのがおすすめです。
頬や小鼻のまわりなど毛穴の開きが目立つ部分には、コンシーラーをまず指でやさしく叩くようにのせていきます。擦ってしまうと摩擦で肌を傷めるうえに、下地やファンデーションがヨレる原因に繋がるので、あくまで“叩くように”のせるのがポイントです。
コンシーラーをのせた後は、スポンジを使って先程コンシーラーをのせた部分をなじませていきましょう。余分なコンシーラーをオフすることで、厚塗りの防止につながります。最後の仕上げに、毛足の長いフェイスブラシでフェイスパウダーをのせて、毛穴に入りこむようにくるくる円を描くイメージでまわしながら重ねていってみてください。
フェイスパウダーをパフでつけるとぼってりつきすぎてしまうので、あくまで薄付きを目指すならフェイスブラシが最適。しかしカバー力は落とさないテクニックなので、ぜひチャレンジしてみてください。
ポイント4:意外と落ちやすいアイライナーのテクニック
夏場のメイク崩れはベースメイクにばかり意識が向きがちですが、意外と落ちやすいのが目元のメイク。強い日差しで目を細めたり、汗が流れてきたりすると、特にアイライナーが落ちやすいという方は少なくないのではないでしょうか。
アイライナーを落ちにくく上手に描くには、油分を上手におさえてからパウダーでしっかりカバーするテクニックがおすすめです。まずアイライナーを描く前に、スキンケアやベースメイクで残った余分な油分をティッシュでおさえてオフしていきましょう。
そこから土台となるラインは、いつも使っているアイライナー(夏場はしっかりつくジェルタイプやクリームタイプがおすすめです)で好みのラインを描いて、上から同系色のパウダーアイシャドウを重ねます。このときも擦らずに、トントンと点で置くイメージでパウダーアイシャドウを重ねるのがポイントです。
夏やマスクにもう負けない!メイク崩れをなるべくおさえて夏を楽しみましょう
「2020年の夏場は、外出の際にはマスクをつけないといけないかもしれない…」と思うと、ただでさえ毎年メイク崩れが気になる女性陣としては、さらにムレなども大変になってしまいますよね。
今回ご紹介した方法は、あくまで薄付きだけれどもしっかりカバーして、メイク崩れをおさえることに注力したテクニックばかりです。ぜひ今回のテクニックで夏場を乗り越えていきましょう!