モデルがナッツを間食にする理由
ダイエット中はカロリーが気になり、できるだけ間食は控えたいですよね。そうは言っても、小腹が空いてどうしてもおやつを口にしたいときもあります。そんなときに多くのモデルが食べているのがナッツです。
ナッツには豊富な栄養が含まれており、栄養が不足しがちなダイエット中には最適のおやつだと言われています。また、噛み応えがあるので、少量で満足感を得られるのも嬉しいポイントです。
しかし、実はナッツは高カロリーな食材だと知っていますか?そのため、食べ過ぎるとダイエットが水の泡になることも…。ナッツの摂取量は1日に25gが理想だと言われているので、
- くるみなら8粒
- アーモンドなら25粒
- ピスタチオなら45粒
- カシューナッツなら20粒
を目安に、ダイエット中のおやつに取り入れてみてくださいね。
ナッツに含まれる栄養素
ナッツは体によい食材であり、スーパーフードとして注目されています。また、その栄養価の高さから「天然のサプリメント」と称されることも!
ここからは、そんなナッツに含まれる主な栄養素を紹介します。
1. 植物性たんぱく質
たんぱく質には「植物性たんぱく質」と「動物性たんぱく質」があり、植物性たんぱく質はカロリーが低いことが魅力です。アーモンドやカシューナッツは、この植物性たんぱく質を約20%も含んでいます。
2. 不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸とは、植物や魚の脂に多く含まれる栄養素です。ナッツに含まれるオレイン酸には悪玉コレステロールを減らす働きがあり、IPAやDHAには善玉コレステロールを増やす働きがあります。ダイエット中は脂質を敬遠しがちですが、不飽和脂肪酸はダイエット中でも積極的に摂りたい栄養素です。
3. ビタミン類
ナッツに豊富に含まれているビタミンEは、抗酸化作用の高さが魅力です。その他にも、脂肪燃焼を促進するビタミンB2や、疲労回復に効果が期待できるビタミンB1など女性に嬉しいビタミンがたくさん!
4. 食物繊維
腸内環境を整え、便秘を解消してくれる食物繊維。近年は「第六の栄養素」として注目されています。
5. ミネラル類
ナッツはカリウムやカルシウム、マグネシウム、鉄といったミネラル類を多く含んでいます。これらは冷え性や貧血予防に効果的な栄養素であり、美容にも健康維持にも必要不可欠です。
「ナッツダイエット」とは?
ナッツダイエットとは、その名の通りナッツを食事や間食に取り入れたダイエット方法です。ナッツダイエットの方法は至ってシンプルで、毎日25gのナッツを食べるだけ。基本的にはいつ食べてもOKですが、おやつとして食べたり、食べ過ぎを防ぐために食前に食べたりするのがおすすめです。
ナッツダイエットに即効性はなく、数ヶ月継続する必要があります。できるだけ早く効果を実感したい人は、食事内容を見直したり、適度な運動を取り入れたりしてみるとよいでしょう。
ナッツダイエットの6つの注意点
手軽にできるナッツダイエットですが、いくつか注意したいこともあります。以下に6つの注意点をまとめたので、ナッツダイエットを始めようと思っている人はぜひ参考にしてみてくださいね!
25g以上は食べない
先ほども触れましたが、ナッツは意外にも高カロリーな食材です。過剰に摂取すると、体重の増加や腹痛を招くこともあるので注意しましょう。
7割はアーモンドとくるみ
ナッツダイエットで食べるナッツは、栄養面から7割をアーモンドとくるみにすることをおすすめします。残りの3割はお好きなナッツをどうぞ。
無塩・素焼きを選ぶ
おつまみ用のナッツには、塩や油が多く使用されています。できるだけ無塩・素焼きタイプを選びましょう。
できれば無添加のもの
せっかくなら、ナッツの栄養をそのまま摂りたいですよね。最近はネット通販でもナッツが販売されているので、できれば無添加のものを選ぶことをおすすめします。
ドライフルーツ入りは避ける
ドライフルーツ入りのナッツはおいしいですが、糖分が高いのでダイエットにはおすすめできません。
ピーナッツはナッツではない
ピーナッツは名前に「ナッツ」とある上に見た目もナッツのようですが、実はナッツではありません。ピーナッツはマメ科なので、ナッツダイエットをする人は覚えておきましょう。ちなみに、ピーナッツを訳すと“木の実のような豆”になります。
間食はナッツで決まり!
おいしい上に、美容や健康や嬉しい効果をもたらすナッツ。ダイエット中の間食はできるだけ控えたいところですが、我慢し過ぎると過食やリバウンドの原因になることも…。
理想の摂取量を守り、栄養満点のナッツでダイエットを成功させましょう!