年々歳を重ねる度に、鏡を見て気になる顔の衰え、ほうれい線・しわ・ハリ・顔の大きさや肉付き加減。最近では、パソコンやスマートフォンを基本毎日・長時間使うことが多いため、無表情が続いてしまい、口角が下がり、顔全体や目元が垂れ下がってきているのを実感します。
普段使わない顔の筋肉をトレーニングで刺激し、表情筋を鍛え、若々しく素敵な女性を目指しましょう。今回は忙しい女性でも、簡単・時短で習慣づくように続けられる顔の体操を紹介します。
ほうれい線でしわが出来やすくなる原因とは
それは、普段から紫外線を受けたり肌を乾燥させると、肌のハリ・弾力を支える「コラーゲン」「エラスチン」といった成分が劣化・減少してしまい、ほうれい線につながってしまいます。なので、日頃から季節問わず紫外線予防や乾燥肌対策はとても大事です。
そして、環境面だけでなく毎日の姿勢・骨格の歪みや、寝るときの体勢や頬杖、片側だけでものを食べる癖にも要注意です。普段使わないでいると、表情筋は衰え、たるみが発生し、ほうれい線につながります。
小顔にも繋がるほうれい線改善・予防体操
【舌回し体操】
舌回しを右回り・左回りそれぞれ20回行う。
ポイント
口の中に大きな円を描くように、ゆっくりと舌を根元からまわすと効果的。しっかり回すことで、顔周りの筋肉への刺激となる他、リンパの流れが良くなり、ほうれい線や二重顎の改善、小顔効果にもなります。
そのほかに、口臭予防や自律神経のバランスを整え良質な睡眠がとれやすくなるなどいいことが沢山あります。
【唇を「ほ」の形体操】
唇を「ほ」の形に強くしぼめます。さらに、その唇のままストローで強く吸うときのように頬を内側に吸い込みます。20回程。
頬を内側に吸い込むことで、筋肉が引っ張られほうれい線改善に繋がります。テレビや何か動画を観ながらでも簡単に出来ます。
口角アップでポジティブになれる
笑顔でいると口角がアップし、外見的に好印象アップ。さらに内面的にも前向きにポジティブになるのをご存知ですか?
最近では生活の変化により日中は仕事でパソコン続き、プライベートでもスマホばかりで無意識に無表情になってしまい、顔がたるみ、口角を上げるということを忘れがちな人も多いと思います。
常日頃から「笑顔で過ごす」ことで脳にポジティブな感情が働き、精神的に安定しやすくなります。笑顔でストレス解消や免疫力アップにもなるため、健康のためにも口角アップは大切です。
【いういう体操】
- 「い」の口で、横に引っ張った状態で10秒キープします。
- 次に「う」のまま10秒キープします。しぼめることで顔の筋肉が動き、表情が鍛えられます。
【あいうえお体操】
「あー」「いー」「うー」「えー」「おー」と、一音ずつしっかり口を開けゆっくりと発声し、10回程繰り返します。
【割り箸で笑顔体操】
- 割る前の割り箸を横にして口にくわえ、しっかりとかみしめた状態で30秒キープします。その際、唇が割り箸になるべく触れないようにします。
- 割り箸をくわえたまま、今度は口角をぎゅっと上げ、目元も笑顔になるようにして10秒キープします。
ポイント
歯が見えるぐらい口を大きく横に開けます。
【目で笑う月目トレーニング】
- 目を強く閉じ、3~5秒力を入れたままキープします。
- パッと目を大きく見開き、眉と一緒に上に引っ張るイメージで3~5秒キープ。5~10回ほど繰り返す。
ポイント
目を閉じ力を入れ、眉骨に人差し指、頬骨に親指を置き上下に引っ張ります。このとき、目をぎゅっと閉じて上下に引っ張ったときに開かないようにします。
目のトレーニングで、目の周りの筋肉を動かすことで、だんだんたるみがちな目元が若々しくなります。
日々心がける習慣
- 紫外線や乾燥には気をつける
- 食事はバランスよく、しっかり噛む
- PCやスマホを使うときの顔の位置を気をつけ、正しい姿勢でいる
数々の顔の体操をご紹介しましたが、何事も継続がとても大事です。習慣づくまで意識して心がけ、トレーニングを毎日数分続けてみませんか?
私はよくお風呂に浸かっている間やドライヤー中に鏡を見ながら、一石二鳥の「ながら体操」を習慣づけ毎日行っています。是非、口角上がっているか、素敵な笑顔が自然に出来ているか、鏡を見て練習してみて下さい。
表情筋を鍛えて、気になるほうれい線改善や小顔になっているイメージをし、体操を習慣づけましょう。