ローヤルゼリーとは?
ローヤルゼリーが美容や健康に良い、ということは知っているけれど、どんなものかは知らない…という人もおられるかもしれません。
ローヤルゼリーとは、「王様が召し上がるゼリー」という意味で、その意味の通り、女王蜂だけが食べる特別なものをいいます。若い働き蜂が、花粉や花蜜を材料にして、体内で合成して分泌されるもので、乳白色でクリーム状の見た目をしています。
ピリッとした酸味のある味も特徴的です。その栄養価が高く、美容や健康に良いと注目されています。
はちみつとの違いとは?
ミツバチが作り出すものなので、はちみつと混同されやすいですが、ローヤルゼリーとはちみつは別物です。
はちみつは、「働き蜂が、集めた花の蜜を濃縮して作られるもの」なので、ローヤルゼリーのように体内で合成して分泌するものではありません。また、味もローヤルゼリーとは異なり、強い甘みが特徴的ですよね。
糖分をはじめ、ビタミンやミネラルも含んでいますが、後述しますがローヤルゼリーは必須アミノ酸も含んでいるため、栄養価はローヤルゼリーのほうが高いといえます。
ローヤルゼリーの栄養について
ローヤルゼリーは、人の体では合成することができない9種類の「必須アミノ酸」を含んでいます。その他にもさまざまなアミノ酸、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。また、アセチルコリンやパントテン酸が他の食品よりも非常に多いのも特徴的です。
さまざまな栄養素を豊富に含むことから、優れた栄養補助食品として、美容や健康のために摂取する人が多いといわれています。
ローヤルゼリーに最も特徴的なのは、「デセン酸」という成分です。未だ解明されていないことも多い成分ですが、女性ホルモンと似た構造をしているため、ホルモンバランスの乱れを整えるはたらきがあるのではないか、と考えられています。
ローヤルゼリーを食べることで期待できる効果
では、具体的にはローヤルゼリーを食べることで、どのような効果が期待できるのでしょうか?
アンチエイジング
ローヤルゼリーには「パロチン」という成分が含まれています。人の唾液にも含まれるホルモンですが、パロチンは25歳頃から体内の分泌量が減り、老化が始まると考えられています。
筋肉や皮膚などの成長を促進させるはたらきがあるといわれ、若返りホルモンとも呼ばれています。
冷え性改善
冷え性の女性を対象に、冷たい水にさらした後の手の表面温度を観察した実験があります。ローヤルゼリー摂取した場合、冷たい水にさらした後でも回復が早く、ローヤルゼリーを摂取する前よりも手足や腰が温かくなった、と報告されています。
冷え性といえば、更年期特有の症状といわれてきましたが、最近では若い女性でも冷え性の人が増えているため、ローヤルゼリーは広い年代の女性の冷え対策に役立つといえます。
肩こり改善
特に更年期世代の女性では肩こりに悩む人も多いですが、ローヤルゼリーの摂取で首筋のはりが軽減したという報告があります。
肩こりの原因の一つに、「血流の悪さ」が上げられます。ローヤルゼリーのもつ、冷え性軽減の効果が、肩こりにも効果的だといえます。
美肌効果
ローヤルゼリーを摂取することで、肌のたるみ・くすみが改善し、しみ・そばかすについても改善したという報告があります。最近では、美肌づくりもスキンケアなど外的なケアだけでなく、食事で体の内側からケアする考えが広まっていますよね。
インナーケアにローヤルゼリーを摂取してみてはいかがでしょうか?
ローヤルゼリーの食べ方とは?
ローヤルゼリーは、独特の味をしているため、摂取しにくいと感じる人もいます。その場合は、ヨーグルトに混ぜたり、はちみつと混ぜると食べやすいですよ!
また、錠剤やカプセル状になっているものもあるため、商品によりますが目安量を守って利用するのも良いでしょう。
ローヤルゼリーは一度にたくさん摂取するのではなく、長く続けることで効果を感じることが多いといわれています。ご自身が続けやすい方法で、試してみてくださいね。
いかがでしたでしょうか?女性特有の体の不調に効果が期待できるローヤルゼリー。アンチエイジング効果や、美肌効果など、美容にも役立つ栄養素が豊富です。ぜひ一度、お手にとってみてくださいね!