セイボリーの意味とは?
海外では定番になっている、塩味で甘くないスナック・間食のことをいいます。
スナック・間食といっても、甘いものや油が多いものではなく、健康的なものをさします。具体的にはナッツ類や枝豆、チーズ、小魚、甘くないタルトなどをいいます。
セイボリーという言葉自体は、
- シソ科のハーブの一種
- 味の良い
- 良い香りがする
- 塩味がする・辛味のある
など、さまざまな意味があります。
セイボリーダイエットは、甘くない、塩味のきいた軽食や間食でダイエットをする方法です。甘いスイーツよりも、塩気のあるものを食べると食事をしたときのように満腹感を得やすく、ダイエットにも良いのではないか、という考え方です。
スウィート・トゥ・セイボリーとは
「甘いものの代わりに塩気のあるものを食べる」ということです。海外では、塩味のクッキーがスーパーなど手に入りやすい場所で売っているのだとか。
甘いものばかりを間食に食べていると、血糖値が上昇します。その結果、インスリンが過剰に分泌され、急激に血糖値を下げることになります。そして再び空腹を感じ、食べてしまう…という悪循環を断ち切ることができます。
間食をするメリットとは?
ダイエット中は食事制限をするという人も多いのではないでしょうか?短期間は頑張ることができても、継続することは難しいですよね。
では、間食をするメリットは、どんなことがあるのでしょうか?
脂肪がたまりにくい
ダイエット中に陥りやすいのが、体が「飢餓モード」になること。飢餓モードとは、必要な量の栄養素が摂れていない場合、体が少しの栄養素でも体に脂肪としてためこもうとすること。生命維持のためにこのような仕組みになっています。
間食でエネルギーや栄養素を補うため、飢餓モードになることを少なくし、結果として脂肪をためこまなくて良くなります。
どか食い予防
空腹感を感じている=血糖値が低い状態は、食べ過ぎの原因となります。間食をして血糖値の急激な上下を防ぐと、食べ過ぎ予防にもなりますね!
リバウンド防止
ダイエット中の食事制限は、心身ともにストレスですよね。間食をすると、そういったストレスが減るため、ダイエット後の反動も少なく、リバウンド防止にもなります。
間食は、空腹感をコントロールできるため、ダイエット成功へ繋がるのですね!
セイボリーが間食に向いている理由とは?
- 糖質の摂取量を抑えられる
- 塩味で満腹感を得られる
特にナッツ類は、日本人が不足しがちなn-6系脂肪酸を含むため、間食で補うことができます。
鉄やカルシウム、ビタミンEも豊富ですし、間食で体に必要な栄養素を補えると、ダイエットだけでなく健康にも良いですよね。
セイボリーダイエットのコツとは?
間食をセイボリーにするだけ、という簡単なダイエット法ですが、間食するコツを押さえておきましょう。
1度に食べる量は100kcal以下にする
1食100kcal程度のものを、午前と午後に1回ずつ食べるのがおすすめです。空腹を感じる前に、間食をとることが目的なので、午前と午後に必ず食べなくてはいけないというわけではありません。
間食をとることで食欲のスイッチが入ってしまうという場合には、水分を一緒に摂るなどの対策をとりましょう。
セイボリーを間食として摂るコツ
甘いものを食べると、辛いものが欲しくなる…そんな経験、ありませんか?そうして、気がついたらエンドレスに何か食べている、なんてことも。
そんな人には、少しの甘いもの+セイボリー、という食べ方がおすすめです。もちろん、1食100kcal程度は守りましょう。甘いものと辛いものを両方食べたという満足感を得ることができます。
セイボリーダイエットに向いている食品とは?どんなものを食べれば良い?
マカダミアナッツ、くるみ、枝豆、チーズ、小魚、ピーナッツ、す昆布、プレッツェルなどがおすすめです。昆布を使ったお菓子は、低カロリーで食物繊維も豊富ですね。
栄養成分表示を活用して、100kcalに相当する分を食べるようにしましょう。小魚&ピーナッツなど、1袋が小分けになっているものは、食べ過ぎ防止にもなります。
100kcalの目安
小袋になっていて、カロリーが計算しやすいものは良いですが、100kcal分の間食、というとイメージしにくいですよね。
- アーモンド 11粒
- カシューナッツ 10粒
- ピーナッツ 10粒
- マカダミアナッツ 7粒
- くるみ 4粒
- プレッツェル 4個
- 柿の種 1/2袋
- するめいか 1/2枚
- たいやき 1/3個
- まんじゅう 1/3個
- 板チョコ 1/4枚
セイボリーを食べるときの参考にしてみてください。
間食というと、甘いものをイメージしがちですが、塩味の間食は血糖値も上げにくく、ダイエットには向いています。
ダイエットにセイボリー、取り入れてみてくださいね。