実は気になる……デリケートゾーンの悩みと対策法
かゆみが気になる……
特に多くの方が悩まされているのが、デリケートゾーンのかゆみ。汗やムレを感じやすい時や生理中など、折に触れてかゆみが気になる時ってありますよね。
かゆみを感じやすい時は、肌のコンディションと下着の生地などが合っていないのかもしれません。より肌に優しい、綿100%のものを選ぶようにしたりと、下着の選び方にも気を配るようにしましょう。
また、生理の時のかゆみはこまめにナプキンを変えるようにするだけでも効果的。ナプキンを当てているだけでも普段よりムレやすくなるので、なるべく清潔にしておくようにしましょうね。
生理の後はヒリヒリ痛い……
「生理の時にかゆみを通り越してヒリヒリ痛くなる……」という方も少なくないはず。我慢できないぐらい痛い場合は、ナプキンなど生理用品が肌に合っていない可能性があります。
敏感肌用の生理用品やコットン100%の生理用品、布ナプキンや月経カップなどの、肌にかかる負担の少ない生理用品を選ぶだけで大幅に改善する場合もあるので、試してみてくださいね。
においが心配……
かゆみや痛みと並んで悩まされている方が多いのが、デリケートゾーンのにおい。実際には洋服を着てしまえばわからなくても、なんとなく「私、におってないかな……」と不安になってしまう、という方は案外多いものです。
デリケートゾーンから酸っぱいにおいがする場合は、健康な証。酸っぱいにおいは健康な時のおりもののにおいなので、気にしすぎないようにしてください。酸っぱいにおいに加え、生臭いにおいがする場合はケア不足かも。デリケートゾーンに雑菌や垢が溜まってしまっている可能性があるので、丁寧にケアしてあげればにおいもおのずと消えますよ。
ワキガのようなにおいがしてどうしても気になる!という場合は、デリケートゾーンのワキガである“すそわきが”かもしれません。すそわきが専用の石鹸やクリームを用いて、適切にケアしてあげましょう。
病気の可能性も?
「デリケートゾーンのかゆみやにおいなどが気になって仕方がない!」という場合は、病気の可能性もゼロではありません。特にかゆみと合わせておりものの色がいつもと違う、カッテージチーズのようにポロポロしている、においが生臭いなどの異常がある場合は、膣カンジダなど感染症の可能性もあるので、婦人科を受診するようにしましょう。
生理用品による肌のヒリヒリする痛み=肌荒れがひどい場合も、婦人科を受診するのがおすすめ。かゆみ止めの軟膏などを処方してもらえば、キレイに治してあげることができますよ。
毎日試したい!デリケートゾーン基本のケア
ケアの基本はソープ選びから!
デリケートゾーンのトラブルを防ぐ基本のケアは、清潔を保ってあげること。お風呂できちんと洗浄してあげることが重要ですが、反面、あまりにかゆみやにおいが気になるからといって、洗いすぎてしまうのも厳禁です。
特に一般的な石鹸で洗いすぎてしまうと、デリケートゾーンの自浄作用を弱めてしまい、かえって感染症などにかかりやすくなってしまうかもしれません。デリケートゾーンの洗浄には、デリケートゾーン専用のソープを選ぶことをおすすめします。
デリケートゾーン専用のソープは、デリケートゾーンの自浄作用に影響を与えず、優しく洗い上げられるように低刺激で肌に優しい成分で作られています。消臭効果などもあるものが多いので、まずは自分に合ったデリケートゾーン専用ソープを選ぶところから始めてみてください。
お風呂の後はすぐに保湿ケア
お風呂でキレイにしたら、保湿ケアをするのがボディケアの基本。デリケートゾーンもその例に漏れません。お風呂上りには必ず保湿ケアをするようにしましょう。
普段は「お風呂から上がったらタオルでサッと拭いて終わり!」という方も少なくないかもしれませんが、それではデリケートゾーンが乾燥してかゆみや痛みの原因になってしまうかもしれません。
まずデリケートゾーン用のローションやクリームを用意して、バスタオルで身体を拭く前に真っ先にデリケートゾーンを保湿してあげるようにしましょう。
デリケートゾーンは皮膚や粘膜が薄く繊細なので、すぐに乾燥してしまいがちです。そうなる前に保湿ケアをして、先回りで乾燥を防ぐようにしましょう!
おすすめデリケートゾーンケアアイテム2選
アンティーム フェミニン ウォッシュ
トウキ根エキスやカンゾウ葉エキスなど、和漢由来のエキスを配合したオーガニックなデリケートゾーン専用リキッドソープ。天然素材由来なので、繊細なデリケートゾーンにも安心して使えます。
デリケートゾーンの常在菌やうるおいを保ったまま、気になるにおいまでスッキリ洗浄!
アロマセラピーカンパニー フェミニンリフレッシュスプレー
ムレやにおいが気になる時に、ショーツやナプキンにシュッとするだけでさっぱりとリフレッシュできるボディミスト。オーガニック素材使用で、デリケートゾーン専用なので安心して使えます。
生理中に汚れが気になった時には、ペーパーなどにシュッとして拭き取るのにも便利!
日頃のケアでトラブルを回避!
デリケートゾーンのトラブルは、日頃のケアで充分回避することができます。まずはお気に入りのアイテムを探すところからはじめてみてはいかがでしょうか?