ブッダボウルって何!?
SNSでも人気のブッダボウル。ブッダボウル専門店がオープンするくらい流行しています。
ブッダボウルとは、アメリカ西海岸発の新しい「食」のことで、直訳すると「仏陀丼」です。仏教と関係があるわけではなく、ブッダボウルが仏教の精進料理をイメージさせることから、この名前がついたようです。また、器に盛られた沢山の野菜が仏陀のお腹のように見えるため、ともいわれています。
深めの器に、穀類や野菜、ナッツなどを盛って食べる丼のことで、もともとは菜食主義の人が食べていたとか。さまざまなアレンジが可能なので、飽きがこないのも人気の一つ。
また、自宅で作るときは、食器を洗う手間が減ることも嬉しいポイントですよね。
ブッダボウルが健康に良いと言われる理由
バランス良い食事ができる
野菜だけ食べていてもリバウンドしやすいですし、たんぱく質だけ食べていてもビタミンやミネラルが不足してしまいます。
ブッダボウルは、たんぱく質源、野菜、ナッツなどバランス良く盛り付けるため、代謝を上げ、ダイエットにも向いています。そして、美容に必要な栄養素をまとめて摂取できるのです。
食べすぎ防止になる
ブッダボウルは野菜が多いため、必然的に噛むことが増えます。よく噛むことで満腹中枢を刺激するため、食べすぎ防止になります。
飽きない
ブッダボウルは器に盛り付ける食材を変えるなど、アレンジが自由自在であるため、飽きずに食べることができます。
ダイエットや美容に関する食事は、同じようなメニューになりがちですよね。飽きてしまうと、続けることが難しいため、結局は健康や美容に良い影響を与えることができないことも。
健康・美容には「飽きない」ということがとても大事であると分かりますね。
ブッダボウルの基本とは?
基本的な材料
穀物・野菜・フルーツ・たんぱく質・ナッツ類を深めの器に盛り付けることが基本です。
その他、難しいルールはなく、野菜は蒸すなり、焼くなり、調理法も何でもOKです。冷蔵庫で余っている野菜を使い切るのも良いですね!
白米より雑穀米
材料の一つである穀類は、白米ではなく雑穀米を使うことが多いです。野菜やナッツ類などに合うのは、やわらかい白米よりも雑穀米のほうが相性が良いためです。
白米と雑穀米は、エネルギー量はそこまで変わりありませんが、雑穀米にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富です。雑穀米は便秘改善や、肌荒れ改善、ダイエットにも向いているため、ブッダボウルで美味しく・無理なく食べられるのは嬉しいですね。
ブッダボウルにおすすめの食材
穀物
玄米、キヌア、もち米、アマランサスなど、食物繊維が豊富なものがおすすめです。食感が良いため、野菜やナッツ類にも相性抜群です。
野菜
レタス、葉キャベツ、トマト、紫キャベツ、きのこ類、かぼちゃ、さつまいも、ブロッコリー、などがおすすめです。色の濃い野菜は彩りも良くなり、食欲も増します。
フルーツ
いちじく、アボカド、キウイ、柿、りんご、オレンジなどがおすすめです。
たんぱく質
高たんぱくで低カロリーのものを選びましょう。鶏肉、エビ、豆腐、大豆、大豆製品など、良質なたんぱく質がおすすめです。
ナッツ類
ナッツ類にはビタミンEが豊富なため、アンチエイジングに効果的です。アーモンド、カシューナッツ、くるみなどを砕いて加えると良いでしょう。
レシピ紹介
(材料・2人分)
- アボカド 1個
- レタス 80g
- パプリカ 1/2個
- ミニトマト 6個
- 紫キャベツ 40g
- アーモンド 50g
- 雑穀米 茶碗1杯分
- ドレッシング お好みの量
(作り方)
- レタスはちぎり、パプリカは1cm角、紫キャベツは千切り、ミニトマトは半分にカットする。アボカドは1cmの厚さにカットする。
- 深めの器に雑穀米を入れ、その上に1の野菜、アーモンドを盛り付ける。
- お好きなドレッシングを適量かけて出来上がり。
ドレッシングも手作りに
ドレッシングはもちろん市販のものでもOKですが、自分で作るのも楽しいものです。
1. だし醤油と粉チーズのドレッシング
(材料・1人分)
- だし醤油 大さじ2
- 酢 大さじ2
- オリーブオイル 大さじ2
- 粉チーズ 大さじ2
一風変わったドレッシングですが、いつも同じドレッシングで飽きている人は試してみてください。
2. 手作りごまドレッシング
(材料・1人分)
- 練りごま 大さじ1
- 水 大さじ1
- はちみつ 小さじ1
- 醤油 小さじ1/4
市販のごまドレッシングは味が濃いものが多いですが、お好みで薄味に仕上げることもできますね!ブッダボウルを盛り付けたあと、最後にごまを振りかけても風味良く食べられます。
野菜やたんぱく質を一度にとれるブッダボウル。ダイエット中や美容に興味のある人は、要チェックです。