最近ほうれい線が目立ってきた気がする・・・なんてことはありませんか?ほうれい線は女性にとって、目元のシワと同じくらい気になる部位です。どうにかシワを消したいという人は化粧品ではなく、姿勢を改善するといいかもしれません。
今回はほうれい線の改善方法をご紹介します。
ほうれい線ってどう思われているの?
ほうれい線が目立つ人は、周りからどのような印象をもたれているのでしょうか。
一般的にほうれい線は、年をとるとできるイメージがあります。そのため実際は若くても、ほうれい線が目立つと「実年齢よりも老けて」見られてしまうかもしれません。
これは目元のシワも同じ印象になります。逆にほうれい線が目立たなければ、年を取っても若く見られるでしょう。
ほうれい線の原因は?
ほうれい線が深くなる原因は1つではありません。どのような原因があるのかご紹介します。
1. 姿勢が悪い
猫背のように背中が丸くなると肩甲骨が開き、肩が前に押し出されます。そうすると「鎖骨や首が下に押される」ので、ほうれい線ができてしまうのです。
2. むくみで皮膚が重くなる
顔にある筋肉が固まってしまうと、「血流が悪く」なり余分な水分や老廃物が流れなくなってしまい、むくみになります。とうぜん皮膚は重くなるので、重力に勝てず垂れてしまうのです。これがほうれい線になります。
3. 骨格
ほうれい線ができやすい骨格があるそうです。彫りが深い顔の人は、ほうれい線が目立ちやすいらしいです。
4. タンパク質不足
タンパク質は肌細胞や筋肉の栄養です。不足すると肌に張りと艶がなくなり、たるんでしまいます。食事制限している人は注意しましょう。
5. 乾燥肌
普段からじゅうぶん保湿をしないと、肌が乾燥してシワが戻りづらくなります。肌の奥までしっかりケアをしましょう。
6. 加齢
加齢によって水分量の低下と筋肉が衰えます。紫外線対策やスキンケアをして、少しでも進行を遅らせるようにしましょう。
ほうれい線解消エクササイズ
顔の筋肉が固くなっていると、血流が悪くなり肌に栄養が行き届きません。筋肉を柔らかくして血流を良くすれば、肌に栄養が届き、張り艶が蘇ってくる可能性が高くなります。お風呂上がりにやってみましょう!
1. 目と舌を回す
- 背筋を伸ばし椅子に座ります。顔は正面をみましょう。
- 舌先を歯と唇の間にいれます。
- 眼球と舌を同時に時計回りに大きく動かします。
- 回しているときに左右の口角の上を舌先で3秒押します。
- ゆっくり3回転やりましょう。
口周りと目の周りの「血流を良く」します。同時に肌を持ち上げる効果も期待できるでしょう。全員ではないですが、6ヶ月ほど続けたらほうれい線が薄くなった人もいたそうです。
2. 頬を膨らませる
- 口を閉じて頬を思いっきり膨らませます。
- 空気を右頬に移動させます。
- 左へ空気を移動させます。
- 20回繰り返しましょう。
ブクブクうがいのイメージですね。口輪筋がストレッチされて「シワを伸ばします」。
3. あいうえお体操
- 口を大きく動かして、順番に「あいうえお」の口の形をつくりましょう。顔全体で表現する気持ちでやってみてください。
顔全体の筋肉がストレッチされるので、顔がポカポカしてきます。「ほうれい線の予防」として非常に効果的なので、ぜひやってみてください。
ほうれい線の予防ストレッチ
ほうれい線の原因は悪い姿勢にもあります。正しい姿勢は肩甲骨の寄せが必要です。普段から猫背の人は肩甲骨が固くなっている可能性があるので、ストレッチをして柔らかくしましょう。
1. キャット&カウ
- 四つんばいになります。
- 手で床を押しながら背中を持ち上げます。背中を丸めて腕の間に顔を入れる形になります。
- ゆっくり戻します。
- 骨盤を前傾させると同時に肩甲骨を寄せます。背中を反らせた形になります。
- 繰り返しましょう。
背中全体の筋肉を柔らかくします。「正しい姿勢が維持」しやすくなるので、ほうれい線も予防できるかもしれません。
2. 腕上げストレッチ
- 脚を肩幅に開き立ちます。手はお尻の前で組みましょう。
- 上体を前に倒しながら組んだ手を上げます。上半身は床と平行になるくらい倒しましょう。
- 20秒キープ。
- 戻します。
肩甲骨周りをほぐすストレッチです。普段、身体を動かしていない人にはちょっと大変なストレッチかもしれません。「肩こりの解消」にも効果的なのでやってみてください。
3. タオル引き
- 背筋を伸ばし、脚を肩幅に開いて立ちます。タオルの端を手で持ちます
- タオルを左右に引っ張りながら腕を曲げて胸に近づけます。同時に肩甲骨も寄せましょう。
- タオルを引っ張らずに腕を前方へ伸ばします。肩甲骨は開きます。繰り返しましょう。
肩甲骨を大きく動かします。「胸を張った姿勢」が保ちやすくなるので、ほうれい線予防にも効果的です。
ほうれい線の予防解消のために
いかがでしたか?ほうれい線が深くなる原因は加齢によるものだけではありませんでした。予防と解消のためにも、スキンケアだけではなく姿勢も見直してみるといいかもしれません。
そして1日の終わりには、ご紹介したトレーニングやストレッチをしてみてください。まだほうれい線がない人も予防のために、ぜひやってみましょう!