唇のケアが基本!
いくら質の良い口紅を使ったり上手な塗り方をしたとしても、土台となる唇が乾燥してガサガサでは全く美しくは見えません。そのため唇のケアは基本中の基本と言えるでしょう。
朝の洗顔後やお風呂上がりなどの清潔な状態の時に、リップクリームを塗って保湿をします。これはおそらくほとんどの女性がやっていることだと思います。何も塗らないと乾燥が気になるため、すぐに塗るようにしていることでしょう。
ただメイクを落とす時に強くこすりすぎると、摩擦によって唇に刺激を与えることになり、荒れる原因に。また日中にメイク直しをせず唇が乾いた状態が続いても荒れてしまいます。そのようにデリケートな唇はリップクリームの保湿に加えて、パックをしてあげるとより潤いを保った状態を手に入れることができるでしょう。
塗り方の種類
直塗り
一番ポピュラーな塗り方と言ったら、口紅を直接唇にあてて塗る直塗りではないでしょうか。塗る時の手軽さと口紅の発色を楽しむこともできます。
あまり出しすぎると、折れたり欠けてしまうので注意。また直塗りは衛生的にも気を付けておきたいので、食後のメイク直しの時は唇を清潔にしてから塗るようにしましょう。
指塗り
最近主流になりつつある指塗り。その名の通り口紅を指で塗る方法です。メイク上級者な感じのする指塗りですが、実はとても簡単で今っぽいメイクを手に入れることができるのです。
“いかにも塗ってます”が苦手な人や、ナチュラルメイク派の人なんかには指塗りがオススメ。アンニュイさもかもし出せるので、直塗りとはまた違った雰囲気になれるでしょう。
直塗り+指塗り
絶妙な色合いや唇への密着度を感じることができるのは、直塗りと指塗りの二つの方法を取り入れた塗り方。まず直塗りでやや唇の内側を中心に塗り、そのあと指でポンポンと叩きながらぼかしていきます。そうすることで自然な唇になり、飾りすぎていないラフさも感じられるのです。
真っ赤な口紅や濃いピンクなどの使うのに勇気がいるカラーは、この塗り方が良いでしょう。
リップペンシル
職業柄常にメイクはバッチリしておく必要がある、今日はメイクをしっかりしておきたい日、などはリップペンシルを使うようにしましょう。唇の輪郭をとってそのあと直塗りで丁寧に塗っていきます。
きちんと感が出たり、オーバーリップにして印象を変えたい時にも適しているでしょう。また色持ちを良くしてくれる役割もあります。
リップブラシ
リップブラシを使う塗り方もあります。やり方はリップブラシに口紅をとって塗っていきます。リップブラシは唇の山の部分や縦じわを埋めながら塗ることができるため、より唇への密着度が高く、上品で美しく見せてくれる効果があると言えるでしょう。
ふっくらとした唇に仕上げたり、唇をメインにしたメイクにしたい時にぴったりです。
崩れにくくするポイント
ティッシュオフする
一度口紅を塗ったら、ティッシュを口にくわえて余分な口紅を取り除きます。そのあともう一度口紅を塗り直すだけで、持ちが良くなるのです。ひと手間加えるだけで持ちが良くなるのなら、ぜひやっておきたいですよね。
唇に付かないように食べる
これは意識の問題ですが、食事の時にできるだけ唇に付かないように食べるようにしましょう。最大の口紅が落ちてしまう瞬間は食事。もちろん食後にメイク直しをすれば良い話ですが、食事中もキレイな状態をキープするためにも、美しい食べ方を意識するようにしましょう。
ティントリップを使う
「今日は絶対崩れたくない!」そんな日はティントリップを使うと◎。時間がたつと潤いは奪われていくものの、色持ちは通常の口紅よりも抜群。メイク直しの時は軽く塗り直すか、グロスかリップクリームで保湿する程度でOKなので、忙しい時やデートの時なんかに役立ってくれます。
自分に合う口紅って?
イエベ・ブルベで見極める
何色もある口紅から自分に一番似合う色を見つけ出したいと思いますよね。それを選ぶためには自分の肌の色がポイント。黄色がかった肌色の人はイエベ、青みがかった肌色の人はブルベと分けられます。
イエベの人はオレンジやコーラルピンクが似合う色。ブルベの人はローズピンクやラベンダーピンクが相性が良いでしょう。自分の肌色をチェックして、肌馴染みの良い色を選ぶことも上手な口紅選びのコツなのです。
奥深い口紅の魅力
口紅を塗るだけでもいろいろな方法があり、とても奥深いと思いませんか?年齢を重ねるにつれ、肌のトーンが暗くなったりくすみがちになるため、顔の印象を明るくしてくれる口紅にはこだわりを持っておきたいものです。
気分やシチュエーションに合わせて、リップメイクを楽しみましょう。