冬のシーズンは楽しい行事が盛りだくさんで、旅行や里帰りなどで飛行機を利用する中、機内は家とは違い快適に過ごしたくても環境上できないのが現実かと思います。
お肌は乾燥し、ぐっすり眠れず、寒さや暑さなどの気温の調節も出来ず、トイレに行く事すらも一声かけなければいけないなど、フライト中は何かとストレスだらけですよね。到着した頃にはぐったりし、お肌を見た時にがっかりするなんて事もあるかもしれません。
メイクは必ずOFF
機内で過ごしている時にフルメイクであれば、1回目の食事の後に拭き取りなどのメイク落としで優しくメイクOFFするようにして下さい。数時間の場合は大丈夫ですが、長期のフライトの場合には必ずメイクOFFをするようにしましょう。
コンタクトを使用しているという方も、なるべく映画など見ない場合はコンタクトを外すようにして下さい。
お肌を守る保湿
ここでのポイントですが、機内ではいつもの基礎化粧品ではなく、ウルトラリッチなど、保湿力が高く日常では金額が少し高めで買えないというスキンケア商品の試供品を使う事をおすすめします。試供品の場合、使用した後はそのままゴミとして捨てる事が可能なので、荷物がかさばる心配がありません。
日頃から気になっていたけれど、日常的に使うには金銭的にきつすぎるというアイテムを使用し、機内でほんの少しでも高級な時間を過ごして肌を労わってあげましょう。そして、その上にオイルやバームなどを使用し、保湿の層にさらに蓋をするようにしてください。ベタベタ感が強すぎる時は、クリームと混ぜて使用するのも良いでしょう。
パック保湿
友達との旅や家族の場合は心配ないかと思いますが、ひとり旅でのパック使用はなかなか勇気が必要かもしれません。周りの人が眠りに入った時などの機内が暗くなった時はパックは大丈夫かと思われますが、周りの人が起きている時間でのパックはなるべく部分パックにし、保湿をするようにしましょう。
目の下、唇などの部分パックをしてその上からマスクで覆うようにし、周りの人へのは配慮を考えた上でパック保湿をするようにしましょう。
他にも見落としがちなのが手の保湿で、お手洗いに行った時やお手拭きで手を拭いた後など、小まめにハンドクリームを使用するようにしましょう。また、水分をとった後は、リップクリームで唇を保湿しましょう。他にも、機内で配られるおしぼりなどはトレイの上に敷き、加湿器代わりにする事もおすすめです。
乾燥は内側から
窓側の席などの人は、トイレに行かないよう水分をなるべく取らないという人もいるかと思われますが、それは美容上も健康上も危険信号なので、小まめに水分補給をするようにして下さい。
理想としては1L以上を目安に水分を小まめに取るようにして、体の内側から潤い補給をするよう心がけましょう。なるべく常温のお水で水分補給をし、体を冷やさないようにして下さい。他にも、食事時間までお腹が空いてしまう場合もあるかと思いますので、ミックスナッツやチョコレートなど軽食を手元に置く事も良いでしょう。
髪と紫外線
見落としがちなのが、実は髪もフライト中は乾燥をするという事。髪はなるべくオイルで保湿をし、水分を閉じ込めるようにして下さい。
パーマやカラーでひどく傷みがちな髪の人は、さらに流さないトリートメントをし、ヘアパックするように保湿をするようにしましょう。そして、なるべくフードをかぶるようにして下さい。これは髪の為でもあり、紫外線から肌を守る事も出来ます。
なるべく窓側に座り窓の調節ができればいいのですが、窓の景色を楽しむ方もいるので、自然と紫外線は機内へと降り注ぎます。その時の紫外線はとても強く、紫外線のダメージを受けないようなるべく深くフードをかぶり、紫外線をシャットダウンする事をお勧めします。そして、あまりにも強い紫外線の場合は、速やかに日焼け止めを塗るように対策をして下さい。
ゆったりとした服装
オシャレしながら機内を楽しみたいかと思いますが、体にフィットしすぎな服装は、むくみへと繋がります。なるべくむくみ対策のタイツを履くだけにし、あとはゆったりとした服装で暖かい格好をするよう心がけ、血行の巡りを良くするようにしましょう。
耳や目の周りが痛くなる
飛行機で痛みを感じる人は上手に耳抜きが出来ていない場合があります。特に注意したいのが着陸直前。唾を飲み込んだり、アメを舐めても良くならないという経験をした人は、なるべく耳栓を使用をして下さい。
そして、耳栓だけでは避けられない場合もあり、鼻づまりや花粉症の方は飛行機頭痛を引き起こす可能性があります。なるべく耳栓をし、下降1時間前などには鼻炎薬も使用するようにし対策をして下さい。
快適に空の旅を過ごす為に準備は必ず必要です。到着した頃に肌に疲れが出たり体調不良にならないよう、出来るだけ対策を行って、快適に空の旅を楽しみましょう。