肌荒れしたときのスキンケア
季節の変わり目に肌がかゆくなる、花粉で肌荒れ、ニキビを繰り返す、乾燥で粉拭き状態など、肌が不安定なときほど「どんなスキンケアをするか」が大切です。
肌荒れが悪化してピリピリしたり炎症を起こしたりしたとき、早く治そうと高機能アイテムを使っていませんか?
実は、それが肌荒れをひどくしているかもしれません。肌荒れしたときのスキンケアを確認しておきましょう。
肌荒れの原因を見極めよう
肌荒れと一口に言っても、乾燥・かゆみ・赤み・にきびなど症状はさまざま。同時に、その原因もさまざまです。
紫外線や外気の乾燥などの外的刺激のほか、偏った食生活、強いストレス、睡眠不足が考えられます。まずは、その原因を取り除くのが大切です。
同時に、肌トラブルが生じている=バリア機能が低下しているということなので、肌のターンオーバーを整えてバリア機能を正常にするスキンケアが必要です。
肌荒れしたときはシンプルケアで
肌荒れがあるときは、肌への刺激・摩擦を減らすケアにシフトしましょう。
- W洗顔をやめる
- 低刺激(無香料・無着色・パラベンフリーなど)なアイテムを使う
- 高機能美容液はお休みする
- 化粧品をつけるときはハンドプレスが基本
特に、クレンジングと洗顔は肌への負担が大きいので、W洗顔不要のクレンジングアイテムを使いましょう。
可能ならば、ミネラルファンデーションなど石鹸オフOKなメイクに切り替えて、石鹸洗顔+化粧水+乳液(またはクリーム)のシンプルなケアで肌を休ませましょう。
水分保持力にすぐれたセラミド配合化粧品なら、バリア機能をサポートしてくれますよ。
それでもトラブルがおさまらないときは
水さえもしみるほどのひどい状態の場合は、メイクもスキンケアもお休みして、とにかくシンプルにこだわりましょう。どうしてもメイクが必要な場合は、帰宅後すぐにメイクオフしてください。
ぬるま湯+ワセリンを薄くぬるだけのケアで、「肌に刺激を与えない」を徹底しましょう。それでも、肌の回復が見られない場合は、なるべく早く皮膚科を受診してください。
1つは常備しておきたい!お守りコスメ
肌がゆらぎを感じたら早めの対策ができるよう、自分にとっての「お守りコスメ」を持っておくのがおすすめです。
肌トラブルがあるときに使えて低刺激&お守りコスメにぴったりのアイテムを紹介します。
健栄製薬 ベビーワセリン オープン価格
赤ちゃん用だから、従来の白色ワセリンと比較して不純物が少なくなるよう精製されています。肌に塗りやすいソフトタイプで、無香料・無着色・パラベンフリーなのもうれしい!
敏感に傾いた肌には、米粒1個程度を手のひらでよく広げて、ハンドプレスしましょう。ワセリンが肌のバリアになって、外部刺激から守ってくれます。
がさがさ唇の保護にもおすすめです!
ケアセラ APフェイス&ボディ乳液 オープン価格
皮膚科学研究に基づいて開発された乳液で、顔にも体にも使えます。
ドラッグストアで手軽に買えるアイテムでありながら、セラミド1,2,3,6Ⅱをはじめとする7種類のセラミドや、うるおいのもとになるペプチドCP配合で、肌の内側からしっかりうるおいます。
肌のガサガサやピリピリなど、乾燥が原因のトラブルに繰り返し悩まされている人にぴったりです。とろん&なめらかなテクスチャなので、荒れた肌にもすーっと伸ばせます。
「肌そのものが強くなった感じ」「眠れないほどのかゆみがひいてきた」と、口コミでも支持を集めている一品です。
たっぷり大容量なので、全身用のお守りコスメにおすすめ!
リスブラン ノンEミルキー 3,000円(税抜き)
不安定になりやすい敏感肌を守り、保湿力をUPしてくれる乳液。濃厚なとろみのある乳液ですが、素早く肌に馴染んでべたつきません。
皮膚生理学に基づいた処方で、界面活性剤不使用の珍しいタイプの乳液です。
人の皮脂構成に近い組成を持つオレンジラフィー油をベースに、セラミドNG・ヒアルロン酸Na・スクワランなど、肌の内側から整えて、すこやかな肌をサポートする成分がたっぷり。
リスブランのセンシティブシリーズの使用感&効果実感は、アトピーの人から熱く支持されるほど。赤みやかゆみに悩んでいるなら、ライン使いがおすすめです。
アトピスマイル アトピスマイルクリーム 2,500円(税抜き)/4,500円(税抜き)
ゆらぎ状態を頻繁に繰り返すなら、肌を根本から立て直すのがおすすめ。皮膚水分保持機能を改善する効果があると認められた、日本唯一の成分「ライスパワーNo.11」配合のアイテムを継続使用してみましょう。
ライスパワーNo.11は、すこやかな肌の要となるセラミドを増やし、肌のバリア機能を正常にしてくれます。
伸びが良くべたつかないので、ひどい手荒れを起こしやすい人のハンドクリームにもぴったり。トラブルに負けない強い肌を目指したい人におすすめです。
生活習慣見直しもお忘れなく
肌トラブルがある肌だと、気分が憂鬱になってしまいます。メイクノリも悪くなり、外に出るのが億劫になることも。
なるべく早くトラブル期間を脱出するために、生活習慣の見直しをしましょう。ビタミンA豊富な鶏レバーやうなぎ、鉄分豊富なしじみなど、栄養バランスを意識した食事を心がけましょう。
ジャンクフードやアルコールはお休みするのがベター。また、糖分たっぷりのスイーツもしばらくは控えましょう。
そして、なるべく早く眠りについて、心身ともにエネルギーを満たすようにします。
内側と外側の両面から肌荒れを改善して、キメの整った美肌と明るい笑顔で過ごしましょう!